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撮影で京都に長期滞在の山田孝之 家族とともにマニアックな旅館でリラックス

京都では古民家風の宿に泊まった

京都では古民家風の宿に泊まった

 京都の夏の風物詩ともいえる納涼床シーズンが始まった。大勢の観光客で賑わう京都市中心部を流れる鴨川では、サギが水面にまばゆい線を描いて静かに飛び立ち、観光客から歓声があがる。

 一筋下った裏通りには、喧騒を離れた京都らしい風情が漂う。連なるのは古民家をリノベーションした和風カフェのようなモダンな旅館。部屋からは鴨川と東山が一望できる絶好のロケーションだ。

 6月初旬、まさに隠れ家のような宿から、黒ずくめの格好で出てきたのは、俳優の山田孝之(38才)だ。人目を気にする様子の彼のすぐ後ろには、黒いカーディガンを羽織ったスラリとした体形の女性の姿があった。5月中旬から山田は京都や大阪に長期滞在しているようで、目撃談が相次いでいた。

「山田さんが関西にいるのは映画撮影のためです。各地を転々としながら2か月ほどの撮影に臨んでいます」(映画配給会社関係者)

 作品は2023年公開の『唄う六人の女』だ。ある美しい村に偶然迷い込んだ男2人が、村に住む美しくも奇妙な6人の女たちに翻弄されていくというストーリーで、山田は竹野内豊(51才)とともにW主演を務める。2人にとっては2011年公開の映画『太平洋の奇跡─フォックスと呼ばれた男─』以来、11年ぶりの共演だ。

「2人とも役作りが非常にストイックで、山田さんは竹野内さんのことを『自分に似ている』と感じていたそうです。でも、先輩に対して自分からそう言うわけにはいかず、悶々としていた。ところが映画公開を前に企画された対談で、竹野内さんの方から『山田くんには、何か近いものを感じる』と言われ、『やっぱり!』と合点したのだとか。

 久しぶりの共演で、その間にお互いの境遇も変わったこともあり、話は尽きないようですよ」(前出・映画配給会社関係者)

 竹野内は昨年末に所属事務所を退社。一方の山田は2012年1月に7才年上の一般女性と結婚し、翌年3月には男児が誕生して父親になった。いま、山田の妻と息子は、沖縄で暮らしている。

「山田さんは仕事のために東京と沖縄の2拠点生活を送っています。普段、家族の話を大っぴらにしない山田さんですが、沖縄では一緒に海で遊んだり、家族旅行に出かけたりと、かなり家族思いなんです」(アパレル関係者)

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