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【動画】山田孝之、お忍び京都旅行 マニアックな旅館でリラックス
【動画】山田孝之、お忍び京都旅行 マニアックな旅館でリラックス
 6月初旬の京都。隠れ家のような宿から、黒ずくめの格好で出てきた山田孝之さんをキャッチしました。この日は、家族と共に、京都旅行を楽しんでいたようです。 山田さんの知人によると「山田さんが選んだのは、1日1組限定で、知る人ぞ知るマニアックな旅館。趣のある旅館を選ぶところが、山田さんらしい」とのこと。 有名な観光名所もめぐり、家族水入らずの楽しい時間を過ごしたようです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2022.06.21 07:00
NEWSポストセブン
撮影で京都に長期滞在の山田孝之 家族とともにマニアックな旅館でリラックス
撮影で京都に長期滞在の山田孝之 家族とともにマニアックな旅館でリラックス
 京都の夏の風物詩ともいえる納涼床シーズンが始まった。大勢の観光客で賑わう京都市中心部を流れる鴨川では、サギが水面にまばゆい線を描いて静かに飛び立ち、観光客から歓声があがる。 一筋下った裏通りには、喧騒を離れた京都らしい風情が漂う。連なるのは古民家をリノベーションした和風カフェのようなモダンな旅館。部屋からは鴨川と東山が一望できる絶好のロケーションだ。 6月初旬、まさに隠れ家のような宿から、黒ずくめの格好で出てきたのは、俳優の山田孝之(38才)だ。人目を気にする様子の彼のすぐ後ろには、黒いカーディガンを羽織ったスラリとした体形の女性の姿があった。5月中旬から山田は京都や大阪に長期滞在しているようで、目撃談が相次いでいた。「山田さんが関西にいるのは映画撮影のためです。各地を転々としながら2か月ほどの撮影に臨んでいます」(映画配給会社関係者) 作品は2023年公開の『唄う六人の女』だ。ある美しい村に偶然迷い込んだ男2人が、村に住む美しくも奇妙な6人の女たちに翻弄されていくというストーリーで、山田は竹野内豊(51才)とともにW主演を務める。2人にとっては2011年公開の映画『太平洋の奇跡─フォックスと呼ばれた男─』以来、11年ぶりの共演だ。「2人とも役作りが非常にストイックで、山田さんは竹野内さんのことを『自分に似ている』と感じていたそうです。でも、先輩に対して自分からそう言うわけにはいかず、悶々としていた。ところが映画公開を前に企画された対談で、竹野内さんの方から『山田くんには、何か近いものを感じる』と言われ、『やっぱり!』と合点したのだとか。 久しぶりの共演で、その間にお互いの境遇も変わったこともあり、話は尽きないようですよ」(前出・映画配給会社関係者) 竹野内は昨年末に所属事務所を退社。一方の山田は2012年1月に7才年上の一般女性と結婚し、翌年3月には男児が誕生して父親になった。いま、山田の妻と息子は、沖縄で暮らしている。「山田さんは仕事のために東京と沖縄の2拠点生活を送っています。普段、家族の話を大っぴらにしない山田さんですが、沖縄では一緒に海で遊んだり、家族旅行に出かけたりと、かなり家族思いなんです」(アパレル関係者) 山田といえば、コロナの感染拡大で沖縄が「来県自粛」していた2020年5月、新田真剣佑(25才)らとともに沖縄でクルージングをする姿を文春オンラインで報じられ、「自粛破り」と批判を浴びた。「一部では『美人密着デート』などとも報じられましたが、山田さんが一緒にいたのは奥さんと子供。彼はその頃から沖縄に拠点作りを進めていて、その年の夏には妻子が沖縄に移住しました。すでに“ほぼ県民”状態だったので、『来県自粛破り』と批判されたことに、納得いかない部分もあったのかもしれません」(山田の知人) そして今回、山田とともに京都旅行を楽しんだのも家族だった。冒頭の宿から山田と一緒に出てきた女性は彼の妻で、彼女の陰に隠れるように歩く長男の姿もあった。「普段は沖縄にいる奥さんと息子さんにとっては、久しぶりの家族旅行でした。リラックスできるように山田さんが選んだのは、1日1組限定で、知る人ぞ知るマニアックな旅館。近年京都にはラグジュアリーな5つ星ホテルがたくさんできていますが、そういったところではなく趣のある旅館を選ぶところが山田さんらしい。 有名な観光名所もめぐり、途中、修学旅行生に目撃されたりもしたそうですが、家族水入らずの楽しい時間を過ごしたようですよ」(前出・山田の知人) 鴨川を望める風情ある旅館でのお忍び京都旅行は、極上の家族時間になったようだった。※女性セブン2022年6月30日号
2022.06.17 07:00
女性セブン
山下智久
山下智久、田村淳、山田孝之、ヒカルが「参院選」前に動いた!「ごぼうの党」って?
 7月10日に投開票予定の参議院選挙。間もなく告示だが、いまいち盛り上がりに欠けている。昨年10月に発足した岸田文雄内閣は、目立った実績も作らずに印象は薄いまま。賃金は上がらぬままでの急速な物価高など、庶民にとって不安要素は多いにもかかわらず、各メディアが調査する内閣支持率は60%前後と絶好調。それもこれも、岸田内閣以上に野党に存在感が無いからだ。「野党第一党の立憲民主党は何年も迷走中。そこの勧誘に乗って、出馬する著名人が出てくるはずがありません。自民党も独り勝ち中なので、わざわざ知名度の高い人材に頼る必要もない。比例代表制のある参議院選では、タレント候補の乱立が常でしたが、こんな状況のため、今回は静かなのです」(政治部記者) そんな中で、インターネット上ではある動きが注目されている。6月8日、有名芸能人たちが、SNSで一斉に謎の新政党『ごぼうの党』を応援し始めたのだ。 俳優の山田孝之(38才)は、ごぼう天の画像をインスタグラムにアップして「みんなでごぼう抜いて食べましょうかね」とコメント。24時間限定のストーリーでは、コンビニで買ってきたと見られるごぼうサラダまで載せて「GOBOU-NO TOU.COM」と、公式サイトを紹介した。 また、ロックバンド「ONE OK ROCK」のTaka(34才)も、「#ごぼうの党」「#べつにへんな宗教とかじゃないよ」「#俺はどんな党より一番しっくりきました」とハッシュダグをつけて、応援投稿。YouTuberヒカル(31才)も「#山田孝之から回ってきた」として投稿。「最も手が込んでいたのは山下智久さん(37才)です。かなり早い段階で、ツイッターにごぼうと鳥肉の手料理写真を載せていたのです。山下さんが、自分で作ったとみられる料理はかなり美味しそうで、すぐに『いいね』の数は3万を超えました」(芸能関係者) その後も宮迫博之(52才)がインスタグラムで、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(48才)は、YouTubeの生配信で終始ごぼうを画面に映し続けるなど、続々と“支持者”が現れている。 この『ごぼうの党』とはどんな政党なのか? 公式サイトには「ただ、シンプルに笑顔と喜びを守る 文化 エンターテイメント アスリート 食の安全を守る そんな政党があっても良いと思います」と、スローガンを掲載。YouTubeでは、青年アバターとして登場する党首のnayutaが「SNSのアンケート機能を使って、皆の意見を集計して、そのまま国会で伝えます。僕たちはSNSを使って政治を丸裸にします」と公約を掲げている。 同党の関係者によると、「海外では、政府がエンタメやスポーツを支援するのは当たり前。それは、感動や笑顔を与えてくれる素晴らしい分野だからです。国民の笑顔を守ると誓う政党は数あれど、その笑顔を与える側(エンタメ業界)を守ろうという政党は、今まで無かった。我々は、そこを目指しています」と話した。 党名に「ごぼう」をつけた由来は、「根菜のゴボウは可食部が1mあります 深いところまで実(意味)がある 生薬として毒素(膿)を出して改善して悪いものをやっつけるそうです」と解説。現在、立候補者を募集中だという。 奇しくも、山田やTaka、山下、ヒカル、田村らと関係の深い暴露系YouTuberガーシーこと東谷義和氏(50才)が、NHK党からの立候補を表明済み。こちらも芸能界の健全化やエンタメ業界の発展を公約に掲げているが、ごぼうの党とは関係は無いとのこと。 まだまだ謎に包まる新政党だが、SNS上で圧倒的なフォロワー数や影響力を持つ“モンスターインフルエンサー”の山下、山田らの応援で、一気に知名度を上げていく可能性はある。「さしたる話題のない参院選で、いきなりの目玉になれるかは、立候補者次第。あっと驚く人材が出てくるのか、まずはそこに注目です」(前出・政治部記者)。
2022.06.11 07:00
NEWSポストセブン
バンド活動がいちばん楽しいと語っていた綾野
綾野剛 “音楽性の違い”で山田孝之と衝突か ユニットからは1人だけ外される
 多くの話題作が控える7月期のドラマ。なかでも放送前から何かと注目を集めているのが、綾野剛(40才)が主演する日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)だ。「ドラマのテーマはセカンドキャリア。綾野さん演じる元日本代表のサッカー選手がけがで引退後、どん底の中で就職したスポーツマネジメント会社で直面する悲哀を描くヒューマンドラマです。サッカー経験がほとんどない綾野さんは、役作りのために毎日のように、シュートやドリブルを猛特訓するほど気合が入っているといいます」(放送担当記者) 実は綾野自身も、ドラマさながらの“挫折”に直面したことがあった。「ファンには有名な話ですが、俳優としてブレークする前の綾野さんはバンドマンとして活動していました。上京後の2004年頃から2つのバンドでボーカルを担当しましたが、いずれもブレークには至らず解散しています」(音楽ライター) 2006年に結成したmr.aというバンドでは、綾野が作詞作曲した曲が主演映画のサウンドトラックにも起用された。が、「もうこれ以上の曲は作れない」と達成感を覚えた綾野はバンド活動をやめてしまったという。「透き通った声に定評がある綾野さんのバンド時代のCDは現在は廃盤になっていますが、ファンの間では高値で取引され、メルカリなどでは定価の10倍近い値段がつくこともあります」(前出・音楽ライター) 一時は「もう音楽はやらない」とまで考えた綾野の心を再び動かしたのは親友の山田孝之(38才)だった。「映画で共演した際に山田さんの玄人はだしの歌声を聴いた綾野さんは感激し、数年ぶりに創作意欲を掻き立てられたといいます。もともと山田さんはギターやシンセサイザーを弾ける内田朝陽さん(39才)と一緒に音楽活動をしていたため、そこにギタリストとして綾野さんが加わる形で2018年に結成されたのが音楽プロジェクト『THE XXXXXX(ザ・シックス)』でした」(芸能関係者) 音楽活動の“セカンドキャリア”に喜び勇んだ綾野は、山田と内田が驚くほど前のめりだったという。「10年以上前から一緒に音楽をやっていた山田さんと内田さんはラフな格好でリラックスして音楽を楽しむスタイル。ところが、綾野さんは違った。ライブにひとりだけロックスターのような真っ赤なド派手な衣装を着て、2人を苦笑いさせていました。本格的な機材を揃えて、やたらとテンションが高く、音楽に関しても自分の強いこだわりを主張するのです。でも、練習は苦手で、よく山田さんに注意されていました」(前出・芸能関係者) 2019年5月に、3人が念願の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際に“事件”は起きた。「当日までに綾野さんが演奏を仕上げることができず、本番は背後にいたサポートメンバーの音量を大きくしてしのいだといいます。周囲のスタッフが“これじゃエアギターになってしまう”と青ざめたほどだったといいます」(前出・芸能関係者) いら立つ山田や内田と綾野が衝突する場面が多くなり、酒の席でけんかになったことも一度や二度ではなかったという。結局プロジェクトは3枚のシングルとアルバムを1枚出し、2019年12月に解散を余儀なくされた。「事務所の違う3人が組んだため、資金の出どころや権利関係が複雑になってしまったことも解散の一因ですが、その後、山田さんと内田さんは新たに『quu(キュー)』というユニットを組み、2人だけで音楽活動を続けています。ひとり、音楽性が違った綾野さんが外された形です。このことをきっかけに、山田さんと綾野さんは現在も“共演NG”状態になっているとまでいわれています」(レコード会社関係者) 目下、バンド活動とは距離を置き、俳優業に専念する綾野。“ルーキー”として再びギターを手にする日は来るのだろうか。※女性セブン2022年6月9日号
2022.05.26 11:00
女性セブン
崎本大海が資産管理アドバイザーを取得
借金取り役をやりながら借金苦…俳優・崎本大海が「資産管理アドバイザー」になった理由
 映画・ドラマ『闇金ウシジマくん』で山田孝之演じる闇金会社社長のもとで働く高田を演じた俳優の崎本大海(ひろみ。35)が、お金の基礎知識をまとめた著書『もうお金で悩まない』(扶桑社)を4月28日に発売した。俳優業と並行して「資産管理アドバイザー」としての情報発信を行なう背景には、崎本自身が借金取りの役を演じながら、私生活では消費者金融の無人契約機に通うという「お金」でドン底を味わった経験があったからだ。 6歳から子役としてのキャリアをスタートし、大河ドラマや連続テレビ小説『わかば』などに出演。人気バラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』では「イケメン秀才キャラ」として活躍し、『闇金ウシジマくん』や『科捜研の女』など人気ドラマにも出演するようになった崎本だが、30代にさしかかる頃には仕事や収入が少しずつ減りはじめたのに生活水準を変えられずにいた。 崎本が当時を振り返った。「20代で安定した収入が得られるようになり、タワーマンションに住み、ポルシェに乗って、まさに絵に描いたような『都会で豪遊する若者』の生活を送るようになっていました。 本当に恥ずかしい話ですが、そこから収入がどんどん減ってきても、支出は減らせない。お金が足りないということを僕自身が言えなくなっていました。 飲み会で割り勘の場面になると『全然いいよ』というポーズを無意識にとる。自分の中でカードの利用可能額まではギリギリいけるという感覚で、リボ払いをするようになって利息ばかり払って元本はまったく減らない。それでキャッシングをするようになって、それがどうにもならなくなると遠い知り合いにお金を借りるものの、人からお金を借りるという行為が非常にストレスになって、カードローンの借金はみるみる膨らむ。人に見られたらどうしようとドキドキしながら、キャッシングの契約機があるビルに入っていました。『闇金ウシジマくん』の高田役をやっている時は作中に登場する様々な債務者と向き合っていましたが、私生活での借金がバレてネットニュースにでもなったらどうしようと不安になりながら夏でもパーカーを頭にかぶって(高田役の特徴的な)髪型が見えないようにして消費者金融のATMに借金を返しに行っていましたね。結局、トータルで400万円くらいの借金を抱えていました」 30歳を前に、「なんとかしなければ」ともがくなかで、資格を取ることにした。崎本は、芸能活動をしながら海城中学・高校から慶応大学法学部に現役合格したインテリ俳優でもある。「仕事もなければお金もない、でも勉強だけはタダでできるからという気持ちで行政書士の資格を取りました。ちょうど映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の撮影中に、試験を受けに行っていましたね。 その後、俳優の仕事がない時に知人の会社で働かせてもらうようになり、経理や総務の業務に携わったことが大きな転機になりました。これまで自分がいかにお金に関する計画や決断を避けて通ってきたのかに気付かされましたね。所得税と住民税の違いもわかっていなかったし、来年の健康保険がどのくらいになるかの概算すらできなかった。だからこそ、お金についての知識を深めたいと考え、ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士資格の3級を取得しました(2021年には2級FP技能士を取得)。 まだ日本では『どんな運用をしたらいいですか?』ではなく、そもそも『運用すべきかどうか』というところでまだスタートラインにも立てていない人が非常に多くいると思います。だからこそ、多くの人にお金についての知識を広めることができればと考え、『資産管理アドバイザー』としての活動を始めました。 昔、僕自身が『少ない金利で貯金するくらいなら働いたほうがマシ』だと仕事がありもしないのに言っていましたが、そんな自分みたいな人が、もっと元本があればお金は増やせるということを経験さえすれば、結果的に破産する人も少なくなるはずです。とにかく、いっぱい稼いで、税金を納め、少しずつでも良いので運用する財産を残す。そして、お金を貯めて投資にまわして所得が増えれば、結果的に使えるお金が増えるし、景気も良くなるのでは、と考えています。そういうサイクルをつくるために、何かお手伝いできないかということを考えています」芸能界でもお金に困っている人は多い 自身も身を置く芸能界こそ、「お金」の話をしにくい空気がある。そうした芸能界に対しても資産管理アドバイザーとして何かできればと崎本は言う。「ありきたりに聞こえるかもしれませんが、芸能に恩返ししたいという思いもあります。昔、自分が主演した舞台の制作会社が、その後倒産したことがあったんです。そうしたところに対して、業務改善、企業再生やM&A、資金繰りの悪いところに適切なファイナンスを行なえるようになったら倒産する制作会社も減るだろうなと思っています。財務の面だけでなく作品づくりでも協力していけるファンドができたらいいな、と。金融の面から、今よりも風通しの良い芸能界にしていきたい、という思いもあります。 芸能界でも、かつての僕と同じような境遇の人の話はよく聞きます。消費者金融は当たり前で、知り合いから50万円、100万円を借りたり、『副業で事業をやりたい』と言ってお金を引っ張ったりしている人、お金がなくなって夜のバイトがメインになっている人。芸能人は30代以降は仕事も限られてくるし、若い頃のような固定ファンもつきにくくなる。年を取れば収入が安定するという仕事でもない。次第にお金目線で仕事を選ぶようになったり、『○○はコレでうまく稼いでいるらしい』といったうまい話、安易な道に走ってしまうという話も耳に入ってきたりするんです。だからこそ、僕がしっかりお金を守ることも、増やすことも一緒に考えて、教えられるようになりたいのです。 役者で売れなくなって、貧乏になって借金を背負ったというカテゴリーは特別でもなんでもない。そんな人はいっぱいいますからね。ただ、そんな風になりかけている人に、『崎本大海ってこんな思いしたんだな、それなら話しやすいな』って思ってもらえるといいな、と。上から目線ではなく、同じ目線に立った人間だからこそできることがあるはずです。 今、自分がお金で苦労した経験を表に出して、自分がマイナスからゼロに持って行けて、さらにプラスにできたということを見せられたら、誰かに勇気を持ってもらえるのではないかと思っています」
2022.05.07 16:00
NEWSポストセブン
山田孝之、城田優、新田真剣佑も踊らされた「BTSに会わせる」”詐欺師”の正体
山田孝之、城田優、新田真剣佑も踊らされた「BTSに会わせる」”詐欺師”の正体
「自社ブランドがBTSとコラボするから、アメリカまでついてきてくれたら本人に会わせてあげるよ」。男性がそう囁くと、女性は大好きなBTSとの距離をグッと縮められる興奮を抑えつつ、警戒したような声で「そんなこと、できるはずないじゃない」と突き返す。すると、その反応を期待していたかのように、男性は自身の関連会社が実際にBTSのグッズを販売している“証拠”を女性に示す。すっかり信用した女性は嬉々として、面会にかかる費用に加え、飛行機代とホテル代を振り込むも、これはすべて虚偽の話。気づいたときにはもう遅く、支払った金が戻ってくることはない──。 昨今、「BTSに会える詐欺」が増えている。手口は多く存在するが、いま最も注目されている“詐欺師”の男性を仮にX氏としておこう。「X氏は、アパレル関係の会社社長です。被害に遭った人たちが口を揃えて言うのは『芸能人人脈が豊富だから信じてしまった』ということでした」(芸能関係者) その芸能人とは誰なのか。広告代理店関係者が説明する。「山田孝之さん(38才)を筆頭に、綾野剛さん(39才)、佐藤健さん(32才)、新田真剣佑さん(25才)、ONE OK ROCKのボーカル・Takaさん(33才)、城田優さん(35才)など、第一線で活躍している人たちばかりです。5年前、韓流スターが城田さんの誕生日パーティーの写真をSNSで公開したときには、いま挙げたメンツにただ1人、一般人が混じっていたため“この人は誰?”と話題になっていました」 それがX氏だ。コロナ禍でも彼は話題の中心にいた。「2020年5月、緊急事態宣言下の沖縄で、山田さん一家や真剣佑さんらがバカンスを楽しんでいたことが『文春オンライン』で報じられましたが、このときにアテンドしていたのがX氏です。 2021年9月には、人気ロックバンド・RADWIMPSのギタリスト桑原彰さん(36才/活動休止中)の不倫を『文春オンライン』が報じましたが、桑原さんはX氏の会社の取締役に名を連ねており、彼に不倫相手の女性を紹介したのも、このX氏です」(前出・芸能関係者) X氏が芸能人と親しいことは事実のようだが、それを裏付ける写真や記事がネット上にあふれていることがX氏に箔をつけてしまい、“詐欺被害”を拡大させているという。親交の深い芸能人は、知らないうちに“客寄せパンダ”として踊らされていたのだろう。「むしろ芸能人たちも被害者ですよ。最終的にはX氏に食い物にされていますから」 そう語るのはX氏の知人だ。自分と写った写真が安心材料に“利用”され、さらには自分自身も被害に遭うという悲惨な事態に陥っているという。X氏の知人が続ける。「彼はとにかく羽振りがいいんですよ。自分は酒をまったく飲めないけれど、食事や酒を御馳走する。ハワイに別荘があると話すこともありましたね。特に山田孝之さんと仲がよく、山田さんを慕う多くの後輩たちが自然にX氏に一目置くようになっていきました。X氏は40代後半ですが誰とでも距離感が近く、皆も彼にはタメ口。飲み会にはきれいな一般人女性を何人も呼んで、芸能人の隣に座らせていました」 山田とは、表舞台でもしっかりとつながっていた。「X氏のブランドがファッションイベントに登場する際には、ランウェイでのステージプロデュースを山田さんが手がけ、モデルとしては山田さんのほかに藤田ニコルさん(23才)や満島真之介さん(32才)らが参加し、注目を浴びていました」(アパレル業界関係者) そうした関係を構築するうちに、X氏は芸能人に協業を持ちかけたという。「ビジネスパートナーとして事業をしようとか、彼らが持つ芸能界への不満を受け止め、一緒に構造改革をしようなどと語っていました。そうした話に特に共感したのは山田さんで、2020年の冬頃かな、X氏に資金を渡したと聞いています。 ロックバンドUVERworldのメンバー・誠果さんは、RADの桑原さんと同じく、X氏の会社の取締役になったものの、怪しんで退任しようとしても公的に退任させない、出資した400万円も戻ってこないという状況のようです」(前出・X氏の知人) X氏の知人は、ほかにも真剣佑、桑原なども資金を提供していたと認識しているという。「X氏に渡した額は数十万円から多い人で数千万円にもなる。合計したら億は超えているでしょう。しかし、そのお金が一切返ってこない。表に出る仕事をしている人たちは、被害に遭ったことを発信しづらいことも、X氏は見越していたのでしょう。実際に、ほとんどの人は泣き寝入り状態だと聞いています。返金は諦めて、X氏とかかわっていた過去そのものを隠そうとする人もいるほどです」(前出・X氏の知人) 最もX氏と懇意だと思われていた山田の所属事務所は「本人に確認したところ、金銭のやり取りは一切ございません、とのことでした」と回答した。真剣佑の所属事務所は「何も答えることはございません」との回答だった。 X氏の会社の取締役になっている桑原が所属するRADWIMPSの事務所は「会社の運営資金としてまとまった金を3年ほど前に渡しましたが、役員報酬はもらっておらず、当時渡した金は1円も戻ってきていません。詐欺には一切加担しておらず、桑原自身は被害者だと思っています」と答えた。当のX氏の携帯に何度も電話したが、ついに出ることはなかった。 X氏は2021年に入ってから、東京・渋谷区の高級マンションから追い出されるような形で去り、それと前後して冒頭の“BTSに会える詐欺”に手を染めたとみられる。金と人脈と信頼を失った結果なのか──。※女性セブン2022年1月6・13日号
2021.12.16 07:00
女性セブン
内田のInstagramより
内田朝陽が7才年下の東大卒妻と離婚 パパ雑誌での連載はひっそり続ける
 2000年に俳優デビューし、2007年にNHKの連続テレビ小説『どんど晴れ』で比嘉愛未(35才)演じるヒロインの夫役を演じるなど、多くのドラマや映画に出演している内田朝陽(39才)が、7才年下の一般人妻と離婚していたことがわかった。 俳優業のかたわら、山田孝之(38才)や綾野剛(39才)とのバンド活動、料理好きを生かし、レシピの監修など幅広い活躍を見せている内田。「プライベートでも、デビュー作の共演相手で所属事務所の先輩でもある深田恭子さん(39才)との熱愛が報じられたことがありますし、2019年には2016年から脳腫瘍を患っていたと告白。最近では、幼なじみであるタレントの中川翔子さん(36才)の親と内田さんの親の間で、数千万円単位の金銭トラブルが起こっていることが報じられるなど、何かと話題の尽きない俳優ですね」(芸能関係者) そんな内田に、また新たな話題が降りかかってきた。「2014年に結婚した7才下の妻・A子さんと、昨年末に離婚したんですよ。でも、中年パパ向け雑誌『MADURO』で『内田朝陽の息子・自分そして家族』という連載を持っている都合からか、まったく公表はしていないんですよね……。子供の親権は奥さんにあることもあって、離婚後は家族の話題を出さず、しれっとページを減らして、ただの“料理連載”になっています(笑い)」(出版関係者) 内田とA子さんの出会いはまるでドラマのような劇的なものだった。舞台はロシアの首都・モスクワだ。「内田さんがバラエティー番組のロケで現地を訪れた際に、たまたま母親と一緒に旅行に来ていたA子さんと出会ったのです。帰国後、連絡を取り合って交際に発展したようです」(テレビ局関係者) 三重県の進学校から現役で東京大学に合格したAさん。実は、学生時代には週刊誌のグラビア特集に「いまどき東大生」として登場。“ガリ勉”のイメージとはほど遠い“東大美女”として、満面の笑みで写真撮影に応じていた。 東大卒業後、故郷に戻って地方公務員としてキャリアを積んでいたが、内田と約2年に及ぶ遠距離恋愛を貫き2014年に結婚。2016年には長男に恵まれ、A子さんはその後も三重県で暮らす選択をした。「内田さんは、東京で仕事をしながら三重県との二拠点生活をしていました。田舎での方がのびのびと子育てができると夫婦で話し合ってのことだそうです。2019年には『三重に新しく家を建てたから、そこの防音室で音楽もできるんだよ』とうれしそうに話していました。調理師免許を持つ180cm超えの高身長の彼に合わせてキッチンの高さも上げて、スタジオとして使える防音室も作っていた。A子さんよりも内田さんのこだわりが強い家を建てたのでしょう」(前出・テレビ局関係者) 前述の“パパ連載”でも《地方に家族のための一軒家を作りました》と意気揚々と読者に報告していたが、それから2年も経たないうちに、あえなく離婚。内田の理想のマイホームには、現在、A子さんと息子が暮らしている。 田舎町に止まる東京ナンバーの高級車は地元で有名だったが、今年に入ってからパタリと見なくなった。「内田さんのこだわりが強い家だけど、もともと農家をやっていたA子さんの実家の土地に、A子さんのローンで建てた家だから、財産分与などで揉めることは特になかったみたいです。離婚の原因は定かではありませんが、内田さんが養育費をしっかり払うことでまとまったんだとか」(前出・芸能関係者) が、A子さんに話を聞くと「(内田のことは)まったく知らない人ですね」と不機嫌な表情で答えるのみ。自身の“パパ連載”で離婚について語られる日は来るのだろうか。※女性セブン2021年11月25日号
2021.11.10 05:00
女性セブン
山下監督
山下敦弘監督が語る コロナ時代の今“バカバカしい映画”を撮る理由
 映画プロデューサーの伊藤主税(43才)や俳優の阿部進之介、山田孝之らが立ち上げた、短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season1』が9月17日より公開中だ。誰でも映画を撮れる時代の自由で新しい映画制作の実現を目指し、山下敦弘監督(45才)や俳優の安藤政信(46才)ら9人の注目クリエイターが監督を務める本作。その内の1つ、『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇』のメガホンをとった山下監督に話を聞いた。 * * * コロナ禍の三浦海岸で、性欲を持て余したうだつの上がらない4人の中年男性の姿を描いた『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇』。本作は、10年前に撮られた『無事なる三匹』の続編である。『無事なる三匹』は、東日本大震災が起きた3月11日にちなみ、41人の監督たちによる3分11秒の短編オムニバス作品の1つとして公開された。震災をテーマとする作品が多いなか、山下監督はなぜ、性欲に振り回される男たちを描いたのか。「震災の時はとにかく気分が落ちちゃって、酒ばっかり飲んでたんです。そんな時、ホン・サンスという韓国の映画監督の作品を観ました。彼の映画といえば、文化人っぽい一見偉そうな人が出てきては、女の子に惚れて振られる、といった毒にも薬にもならない(笑い)作品が多い印象でした。でも、男たちがアタフタしてる、情けないっていうだけの映画を観ると、何となく気持ちが楽になるのを感じたんです。だから、自分もそういうものを撮りたいと思って作ったのが『無事なる三匹』でした」 今作の『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇』は、10年前の前作の続きから展開する構成となっている。観客は前作と今作を連続して観ることで、10年経っても女の話ばかりしている男たちの“変わらなさ”にどこか癒やされるはずだ。災害や疫病に直面しても失われない飽くなき欲望には、生命力すら感じられる。「僕ら世代でいうところのドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)のイメージですよね。男子高校生が『女の子とエッチしたい!』って言うだけでドラマを作っちゃうみたいな。最近そういうバカバカしい映画やドラマってほとんど無いじゃないですか。何かしらの“メッセージ性”が含まれている。でも僕は、自主映画を制作していた頃からオチのない映画、成長しない主人公を撮ってきました。だから今回の『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇』も、その延長線上にある。結局、僕が一番変わってないんでしょうね(笑い)」『無事なる三匹プラスワン コロナ死闘篇』は、制作陣、キャスト共に前作と同じメンバーが集結。自主映画を制作していた頃からの盟友、向井康介(44才)が脚本を、近藤龍人(45才)が撮影を担当し、俳優陣には山本浩司(47才)、山本剛史(45才)、宇野祥平(43才)が配された。「前作のメンバーと一緒に、同窓会みたいな感じで作ったんですよ。今回撮ることになったのは、山田孝之くんからの『映画作りませんか?』というLINEがきっかけだったんですよ。やらしい話、オムニバス短編で、予算的にも小さい映画ならプロデューサー達にうるさく言われずに自由に撮れるだろうなと思ってすぐに承諾しました。最初から自主映画のノリで作るつもりだったんです(笑)。前作は自分たちでお金を出し合って撮ったので、あの時に比べればずっと贅沢でしたけど」 予算が増えたことで、水澤紳吾(45才)、山本ロザ、アイドルグループ「ベッド・イン」の益子寺かおり(36才)と中尊寺まい(34才)も新しくキャストに加わった。「水澤さんとは普段からよく一緒にお酒を飲んでいて、いつか一緒に仕事したかったんです。ロザさんは以前からよく知ってるんですけど、『ベッド・イン』の2人と仕事するのは今回が初めてです。脚本の向井が、中尊寺さんが働く四谷の『スナックアーバン』の常連で、その縁で出演してもらいました。結局、キャストもスタッフもほとんどみんな知り合い。半径10メートル以内の身内で作った映画ですね」 仲間内で作った親密な短編映画である今作。三度目の続編はあるのだろうか。「テレビドラマでやりたいですね。オチを付けずに見切り発車で撮っちゃいたい。今回も、ある若い映画監督から『外出自粛で女性の性欲が今すごいことになってるらしいですよ』って聞いたので、そのくだらない与太話を元に向井に脚本書いてもらったんですよ。こんな話だったらいくらでも作れると思います(笑い)。誰か興味持ってくれるプロデューサーさんいないですかね?」 世界中がパンデミックで混乱し、シリアスになっていく時代だからこそ、半径10メートルの与太話から生まれた、今作のような“くだらない映画”が見たくなる。【プロフィール】山下敦弘(やました・のぶひろ)/1976年生まれ。愛知県出身。1995年大阪芸術大学映像学科に進学。1999年に卒業制作として初の長編映画『どんてん生活』を完成させる。これを機に、向井康介、近藤龍人と共に映画制作団体「真夜中の子供シアター」を発足。代表作に『リンダ リンダ リンダ』(2005年)や『天然コケッコー』(2007年)、『マイ・バック・ページ』(2011年)などがある。『MIRRORLIAR FILMS』プロデューサーの山田孝之とは、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』(2015年)や、映画『ハード・コア』(2018年)でタッグを組んだ。取材・文/安里和哲 写真/木川将史
2021.10.09 07:00
NEWSポストセブン
安藤政信
監督デビューの安藤政信 「恩返しの連鎖」知った北野武の“言葉”
 オムニバス映画『MIRRORLIAR FILMS Season1』が9月17日より公開中だ。山下敦弘(45才)、安藤政信(46才)ら注目のクリエイターが監督を務めた9つの短編から成る映画制作プロジェクトである本作。この内の1つ『さくら、』で、俳優でありフォトグラファーとしても活動する安藤政信が映画監督デビューを果たした。安藤に、作品に込めた思いを聞いた。 1996年、北野武(74才)が監督を務めた映画『キッズ・リターン』で鮮烈なデビューを飾り、深作欣二監督(享年72)や三池崇史監督(61才)など数々の名匠の作品に出演してきた安藤。日本のみならず、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン、63才)や陳凱歌(チェン・カイコー、69才)といったアジアの名監督の作品でも存在感を放ってきた。そうした得がたい経験は、自らの監督としての自信にも繋がっているという。安藤が話す。「名だたる監督の下で仕事をした経験は、もちろん俺の血肉になってます。自分の経験を生かせば、俺も絶対に映画が撮れるっていう確信もありました。『MIRRORLIAR FILMS』はシーズン4まであって、最終的には36作品でコンペティションが行われるんです。俺はもちろん1位を獲るつもりで『さくら、』を作りました」(安藤、以下同) 安藤監督のこだわりは、カメラの長回しやシーンの大胆な省略など、緩急を付けた見せ方の随所にうかがえる。劇伴(劇中で流れる音楽)でもそのセンスは光っており、洗練されたビートが印象的だ。音楽を手掛けたのは、ビートメイカーとして活動するKM/Brodinski & Modulawだ。「打合せでKM/Brodinski & Modulawには、ラマ教のお経を聞いてもらったんですよ。人間関係のもつれのイメージを不協和音に託しつつ、ラマ教の女尊と男尊の合一のイメージというか、男女が絡み合って合体する感覚も表現してもらいました。『さくら、』は当初、映像同様に脚本に書かれたセリフもかなり強烈だったんですけど、修正していくなかで、柔らかくなっていったんですね。しかし、いざ、撮影した映像を観てみると、ちょっと違和感が残った。だったらいっそセリフは抑制しようということで、編集段階でセリフのあるカットをかなり削ったんです。その余白に劇伴がハマることで、作品のテーマが補強されましたね」 親しい表現者たちの助けもあって完成した『さくら、』。『MIRRORLIAR FILMS』への参加も、友人であり、このプロジェクトのプロデューサーを務める山田孝之(37才) に頼まれたことがきっかけだという。「俳優として、アーティストとして、何よりひとりの人間として、他者とのつながりを何よりも大切にしている」と安藤は話す。「若い頃は、自分の譲れない部分で頑なだったりして周りと衝突することもあったけど、この年齢になって柔軟になったかもしれない。でも、人と人との関わりは昔から大事にしていて、そこは変わってないはずです。人に敬意を持って接するってことは、ずっとやってますね。事務所を辞めてフリーになっても、ドラマに呼んでくれるスタッフがいる。未だに俺を必要としてくれる人たちには感謝しかないです」 次回作にも意欲を見せる安藤。映画監督としての目標は、「世界三大映画祭のコンペティション部門への出品」と言い切った。「映画人としてはやっぱりベルリン、ヴェネツィア、カンヌを目指したいですよ。台湾映画『セデック・バレ』でヴェネツィア国際映画祭のレッドカーペットを歩いた時、自分の国の名前を背負うことの誇りや重みを知りました。役者としても目指し続けたいけど、今後は監督として活動していきたいという気持ちが強い。日本映画の監督としてあの舞台に帰りたいんです。それになんか、俺行けそうな気がするんですよ(笑い)」 映画監督としてのキャリアはまだ始まったばかりだが、俳優業はもちろんのこと、フォトグラファーとしても活躍する安藤。さまざまな領域を軽やかに行き来し、表現し続けるそのバイタリティの源はなんなのか。「感謝の気持ちですよね。役者としては、今までお世話になったプロデューサーや監督たちに芝居で恩返しし続けたいし、映画監督としては、愛する友人たちがくれた感性と愛を作品に昇華することで、彼らに報いたい。『さくら、』も尊敬するキャストやスタッフたちのおかげで作れました。彼らへの感謝を示すためには、口で『ありがとう』って言うだけじゃ足りなくて、これからの活動で示すしかないんです」 これからの活動で報いる。そう思うようになったのは、人づてに聞いた北野武さんの言葉がきっかけだったという。「武さんが『俺が出したアイツ、最近売れてるな』とおっしゃってると“たけし軍団”の人から聞いたことがあって。その時、自分がその後の活動で結果を残したことが、わずかだけど恩返しになってたのかもしれない、と気付きました。 だから、映画監督としての俺も、『さくら、』を手伝ってくれた人たちのために、これからもっと成功しなきゃいけないんです。人生ってそういう恩返しの連鎖なのかもしれないですね」【プロフィール】安藤政信 (あんどう・まさのぶ)/1975年、神奈川県出身。1996年、北野武監督の『キッズ・リターン』で主演として俳優デビュー。主な映画出演作に『バトル・ロワイアル』(2000年)、『69 sixty nine』(2004年)、『46億年の恋』(2006年)など。海外での俳優としての評価も高く、『花の生涯~梅蘭芳~』(2009年)や『セデック・バレ』(2011年)、『無無眠』(2015年)などのアジア映画にも多数出演。ポートレイトやファッションカタログなどを手掛け、フォトグラファーとしても活躍する。◆取材・文/安里和哲、写真/木川将史
2021.10.05 07:00
NEWSポストセブン
【動画】山田孝之の「農園」 ファンが押し寄せ、地元住民紛糾騒動
【動画】山田孝之の「農園」 ファンが押し寄せ、地元住民紛糾騒動
 山梨県のとある集落で土地を借りて農業を始めた俳優の山田孝之さん。ファンややじ馬が全国から押し寄せ、地元の人が困惑しています。 今年4月、地元の新聞が畑のある場所を大きく報じてしまったことがきっかけになりました。 近隣住民は「ハッキリ言って迷惑してますよ。他県から来て、民家の間の狭い道をスピードを出して車で通るんです。わが物顔でこの辺の畑を歩いて、挨拶をする人がひとりもいない。素性の知れない人たちが大勢押し寄せていい気はしていません」と怒りを露にしています。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.09.13 16:00
NEWSポストセブン
山田孝之
山田孝之の「農園サロン」 ファンが押し寄せ、地元住民紛糾騒動
 コロナ禍で農業を始めたり、地方へ移住したりする人が増え始めた。政府もさまざまな制度を設けて応援するが、そこに住む人々はどう考えているのだろうか。芸能人の場合、一般人以上に厳しい現実があるようだ。「この地域は、高齢者が静かにのんびりと暮らしている場所なんです。それなのに、あの報道以降、県外から人が続々と集まってきてしまった……」 山梨県のとある集落に住む女性が困惑した表情で話す。集落が位置するのは、最寄りの駅から車で20分ほどの山間部。黄金色に輝く棚田や畑、貴重な野生動物の生息地である里山が広がっている。 そんな日本の原風景ともいえるのどかな集落に、この春、大きな変化があった。俳優の山田孝之(37才)と、彼が主宰する自給自足プロジェクトのメンバーが土地を借り、農業を始めたのだ。「10年以上、放置されていた耕作地を借りて、山田さんの大好きなパクチーやトウモロコシ、きゅうりなどの野菜を無農薬で育てています。農業を始めるにあたっては専門家を招いて勉強会を開き、土づくりから始めたそうです」(農業専門誌記者) 彼がこの土地と出合ったのは今年1月。自然農法を実践できる場所を探していたところ、山梨県に移住していた友人から紹介されたという。土地の持ち主であるAさんはこう話す。「知人から俳優さんが土地を借りたいと言っていると連絡があって、びっくりしました。農作業を始める前に一度、山田さんご本人がみえて、熱心にビジョンを語ってくれて。私としてはあの土地を使ってもらえて、感謝しているんです。日本には耕作放棄地がいっぱいありますからね」 日本の原風景と農業を守りたい──そう考える半面、自分が動くことで、住民たちの静かな暮らしを壊してしまいかねないリスクも彼は理解していたようだ。SNSやメディアのインタビューで地名を明かさないことをAさんや地元住民に約束。プロジェクトのメンバーにも、SNSで畑の場所を明かさないように厳命した。 しかし、今年4月。地元の新聞社が彼らの活動を取材した際、畑のある場所が報じられてしまった。「山田さんたちは、紙面の隅に小さく載る程度だろうという認識だったそうです。でも蓋を開けてみたら、見出しに大きな文字で地名が書かれていて……」(冒頭の女性) 記事が出て以降、地元住民たちの山田やプロジェクトのメンバーを見る目が変わったという。70代の男性は眉をひそめながら話す。「ここのところ、彼のファンや野次馬が全国から来るようになってね。畑の近くで写真を撮るくらいならまだマシ。山田さんが移住していると思い込んで、住所を教えてくれませんか?と近隣住民の家に訪ねてくる人もいるんですよ。この辺に住むのはほとんどがお年寄りなので、新型コロナのウイルスが持ち込まれる危険性を考えると、他県から若い人は来ないでもらいたい」 プロジェクトメンバーへの怒りを隠さない人もいる。別の近隣住民はこう話す。「ハッキリ言って迷惑してますよ。民家の間の狭い道を、スピードを出して車で通るんです。この間の農作業のときなんて、10台以上、他県から来ていましたから。しかも、わが物顔でこの辺の畑を歩いて、挨拶をする人がひとりもいない。素性の知れない人たちが大勢押し寄せて、いい気はしていません」 農作業を行うメンバーが集うのは、山田が主宰する『原点回帰』というプロジェクトだ。「今年5月から本格的にスタートしました。山田さんがリーダーとなって、農業やアートに興味がある人たちを公募し、その中から選ばれた人だけがメンバーとして参加できる仕組みです。プロジェクトの最終目標は『理想の島で、100%自給自足の生活を送れるようになること』。その第一歩として、山梨県で農業に挑戦しています。集落への移住は予定しておらず、畑仕事のたびにメンバーが訪れるそうです」(前出・農業専門誌記者)「テキーラ部」をつくりたい 農業に取り組むことは、突然の思い付きではなく、何年も前から温めてきた計画のようだ。鹿児島県の田舎町で、自然に囲まれのびのびと育ったという山田。自然農法に興味を持ったきっかけは、子供の存在にあるという。「お子さんが生まれ、安全なものを食べさせたいという思いから、オーガニックの野菜や食品を選ぶようになったそうです。また、かつての自分がそうだったように、自然の中で生きるための知恵を子供にもつけさせてあげたいという思いも強くなったそうです」(山田の知人) メンバーの募集要項には、「原点回帰がもとめる人」として、「アートが好きな人、興味がある人」のほか、なぜか「海苔が好きな人」「テキーラが嫌いな人」「UFOが寄ってくる人」という不思議な項目も記されている。「募集要項には山田さんの意向が強く反映されています。たとえば、海苔が好きな人という項目は、山田さんが海苔好きだから(笑い)。晩酌しながら海苔をひたすら食べているそうで、メンバーで『海苔部』をつくりたいそうです。『テキーラが嫌いな人』も彼の発案。山田さんいわく、テキーラは飲み方次第ではおいしいお酒。飲み会で罰ゲームのように飲まされて、『テキーラなんて嫌い!』と思っている人を集めて「テキーラ部」をつくり、そのイメージを覆したいんだとか。 ほかにも、彼はUFOやパワースポットなどスピリチュアルな世界にも興味があり、その道に詳しい人も歓迎されています」(芸能関係者) メンバーは「帰人」と呼ばれ、プロジェクトに参加するための会費は、月額1万1000円。「実際に農業に従事する以外は、オンラインでの活動も行います。メンバー同士でウェブミーティングをしたり、山田さんが農業の専門家と対談する動画をネット上で視聴できたり。いわゆるオンラインサロンに近いですね」(前出・芸能関係者) オンラインサロンとは、インターネットを利用した有料の会員制コミュニティーの総称だ。共通の趣味を持つサークル、あるいは芸能人や起業家とつながれる場として広がっている。コロナ禍でリアルな活動が制限される中、新たなオンラインサロンの開設が相次いでいるという。 一方で、閉じられた空間、限られたメンバーで関係が密になるぶん、会員同士の衝突などトラブルも増加している。「山田さんのように、大手芸能事務所に所属する俳優さんでオンラインサロンを開設するケースは珍しい。会員同士のトラブルが起きた際、オンラインサロンを主宰するタレント側が仲裁をしなければならなくなったり、その対応が批判されたりするリスクがある。まだまだ様子見をしている事務所が多いのが現実ですが、山田さんはその先駆者的立場ですね。山田さんを慕う芸能人は多いので、彼のオンラインサロンが成功すれば後に続く芸能人も出てくるでしょう」(前出・芸能関係者) その成功の鍵を握るのが、今回の騒動の行く末かもしれない。近隣住民が、サロンのメンバーや山田のファンの振る舞いに困惑している事実は山田としても無視できないだろう。「メンバーや山田さんからのファンへの注意喚起、コロナ禍での感染対策など、配慮してほしいことは山ほどあります。今後、この農園サロンが、どう地域とつきあっていくのか、山田さんたちにはしっかりと考えてほしいと思います」(前出・別の近隣住民) リーダーである山田の仕事は、畑仕事だけではなさそうだ。※女性セブン2021年9月23日号
2021.09.08 16:00
女性セブン
『全裸監督2』に出演の佐藤あいり
『全裸監督2』出演の佐藤あいりが語る「戸惑い、葛藤、そして決意」
 6月24日からNetflixで配信が始まった『全裸監督2』が、早くも大きな話題になっている。業界の“帝王”と呼ばれる村西とおる監督を演じるのは、山田孝之。シーズン2では、シーズン1で大きな成功を収めた村西監督が転落していく様子が描かれる。 このシーズン2で伝説のセクシー女優役として登場するのが、佐藤あいりだ。新作写真集が話題になっている佐藤は、自らの変化をこう語る。「自分で写真集を見返しても、顔つきが序盤と終盤では120%変化しているのがわかります。数回にわたった写真集の撮影期間に、あの作品への出演があったことが大きいですね。『全裸監督2』では1990年代を代表するセクシー女優の役をいただき、役への不安や“脱ぐ”ことへの戸惑い、葛藤はギリギリまでありました。でも、武正晴監督や山田孝之さんをはじめとした、スタッフの作品への熱い思い入れを間近で見ていたら、自分も“全力で向き合おう”と決意が固まりました。そんな私の女優としての変化が写真集にも存分に表われていると思います。 現時点での佐藤あいりのすべてが入った写真集になりました。これをスタート地点に、ここからどれだけ人から“成長したね”と言ってもらえるか、これからも頑張ります」 彼女の快進撃は続きそうだ。【プロフィール】佐藤あいり(さとう・あいり)/1996年10月1日生まれ、宮崎県出身。身長167cm、B85・W58・H87。ミスマガジン2018審査員特別賞受賞。グラビアをはじめモデル、女優として雑誌やテレビで活躍。現在、配信中のドラマ『全裸監督2』に伝説のセクシー女優役で出演中。『週刊ポスト』には2020年2号「子年生まれグラドル10人のセクシー大新年会」に続いて2度目の登場。佐藤あいりファースト写真集『Prima donna』(講談社)発売中。撮影/熊谷 貫※週刊ポスト2021年7月9日号
2021.06.29 19:00
週刊ポスト
山田孝之と勝新太郎の共通点「役の没入感と驚異のプロデュース能力」
山田孝之と勝新太郎の共通点「役の没入感と驚異のプロデュース能力」
 俳優・山田孝之(37)の勢いが止まらない。6月24日からNetflixオリジナルの主演ドラマ『全裸監督 シーズン2』がスタートするほか、今年に入ってからは共同監督を務めた映画『ゾッキ』や主演映画『はるヲうるひと』が公開されるなど、精力的に活躍している。その魅力を探った。『全裸監督 シーズン2』は、2019年からNetflixで配信されている賛否両論を巻き起こしたドラマの続編で、セクシー業界の帝王と呼ばれる村西とおる監督の半生を綴ったノンフィクションを原作にオリジナルのストーリーとして再構成した作品だ。山田孝之は村西とおる氏をモデルとした同名の主人公を演じる。 シーズン1の配信では、特徴的な話術で知られる村西とおる氏と“そっくり”な山田孝之の演技も話題を呼んだ。だがシーズン1の会見で山田が「モノマネではなく、自分なりの村西とおる像を作りたかった」と語っていたように、あくまでも演技である点は重要だ。映画評論家の寺脇研氏は、山田孝之の演技力をこう評価する。「モノマネとは全く異なります。モノマネのように形を真似るだけではなくて、中身まで成り切っていることが重要なんです。そうすると、表面的な形だけを比べても似ていなくても、視聴者に“ここに××がいる”と思わせてしまうことができる。山田孝之さんにはそうした力があります」(寺脇研氏) さらに寺脇氏は、山田孝之が“ここに××がいる”と視聴者に感じさせることができるのは演技力だけではないと指摘する。「山田さんは2005年に『電車男』で映画初主演を務めて、その後は『クローズZERO』シリーズがヒット作になりましたけど、一番の転機となった作品は主演作の『闇金ウシジマくん』シリーズでしょう。『闇金ウシジマくん』は漫画が原作なのでそのままモノマネすることは不可能ですが、山田さんが演じることで誰もが“これは(主人公の)丑嶋馨だ”と感じてしまうような強烈なキャラクターを確立してみせました。 それは演技力はもちろんですが、プロデュース能力が非常に高いからだとも言えます。山田さんは普通の役者じゃないんですよね。“コレだ!”と思った作品に没入できる稀有な俳優です。だからこそ、『山田孝之の東京都北区赤羽』や『山田孝之のカンヌ映画祭』のようにマイナーなテーマでも話題作に仕上げてしまうことができるし、映画監督としても才能を発揮することができるのだと思います」(寺脇氏) 演技派と呼ばれる俳優は数多くいるが、プロデュース能力にも長けた人物となると限られてくる。そんな山田孝之という役者について、寺脇氏はある“大スター”との共通点を感じると明かす。「没入力という点では山田孝之さんは群を抜いています。同世代の他の役者を見渡しても彼のような才能を持つ人物はいません。ただ、過去を含めると、山田孝之さんは実は勝新太郎さんと似たところがあるなと感じることがあるんです。 もちろん山田さんは勝さんのような破天荒な人物ではないと思いますし、昭和の大スターと呼ばれる勝さんと21世紀に活躍している山田さんを単純に比べることは難しいとは思います。ただ、二人の活躍を見ていると、色々と重なるところがあるんです」(寺脇氏) ではどのような部分が共通しているのだろうか。寺脇氏はこう続ける。「勝さんもキャラクターに成り切る力とプロデュース能力に長けた人物なんですよね。『座頭市』シリーズや『悪名』シリーズでのキャラクターが有名ですけど、一方では30代後半の頃に勝プロダクションを設立して、テレビドラマや映画を製作したり自分で監督を務めたりするようになっていく。 勝プロダクションの最初の成果が1968年の映画『燃えつきた地図』で、原作が安部公房、監督が勅使河原宏、音楽が武満徹と、芸術色の強い作品でした。勝新太郎のヒット作といえば『座頭市』シリーズですが、表現者としての彼の成果はむしろ30代後半以降に生まれてくるんです。『燃えつきた地図』が公開された時の勝さんは36歳。実は今の山田孝之さんとほぼ同い年の時のことなんです。そう考えると山田さんがこれからどんな風に化けていくのか、とても興味があります」(寺脇氏) 勝新太郎と言えば、俳優の松平健を弟子に取り、時代劇のスターへと育て上げたことでも知られている。いずれは“山田孝之の弟子”が活躍する日も来るのだろうか——。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2021.06.23 16:00
NEWSポストセブン
佐藤二朗×山田孝之『はるヲうるひと』 出演女優が語る「見せ場」
佐藤二朗×山田孝之『はるヲうるひと』 出演女優が語る「見せ場」
 興行収入90億円を突破した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』や『るろうに剣心 最終章 The Beginning』といった話題作の裏で、密かに話題を呼んでいるのが6月4日に公開された映画『はるヲうるひと』だ。その見どころについて、出演者の一人である女優の笹野鈴々音(ささの・りりね)に話を聞いた。 新型コロナウイルスの影響により約1年間の延期を経て公開された『はるヲうるひと』は、鬼才・佐藤二朗が原作・脚本・監督・出演を兼ねた作品。主演を山田孝之が務めるほか、仲里依紗や坂井真紀など実力派の俳優が多数出演する。 物語の舞台となったのは架空の島の売春宿「かげろう」で、呼び込みと世話係を務める主人公・真柴得太(山田孝之)と腹違いの兄で宿の主人・真柴哲雄(佐藤二朗)の確執を軸に、必死に生き抜こうともがく遊女たちの姿を描く。『はるヲうるひと』は、もともと佐藤二朗が劇団「ちからわざ」で2009年に発表した同名の舞台作品が原作となっている。舞台版は2014年にも再演されており、柘植純子役の今藤洋子やユウ役の太田善也ら、舞台版に出演していた複数の俳優が今回の映画版にも出演している。 2009年と2014年の舞台版に出演し、映画版にも村松りり役で出演した笹野鈴々音は、『はるヲうるひと』での演技への向き合い方が舞台版と映画版では変化したと語る。「舞台のときにはお二階にある“ちょんの間”や、売春宿・かげろうの目の前に広がっている海の景色や匂い、波の音という目に見えないモノを想像の力でつくっているぶん、それを伝えようと『演じる』という意識が強く、役を過剰に生きようとしていました。 けれど、映画では“ちょんの間”も海ももうそこにあって、なので演じるという意識なく『そこに在る』ことができたように思います」(笹野) ぬいぐるみやベッドといった小道具の一つ一つからも様々な物語が立ち上がってくるのが、舞台版にはなかった映画版の見どころだ。「たとえば女郎部屋でそれぞれに与えられている鏡台、その奥にある寝床の二段ベッドに並べられた薄汚れたぬいぐるみたち。『あ〜このぬいぐるみは、まだ親に捨てられる前の幼い頃にりりが親に買ってもらったもので、こっちのぬいぐるみは親代わりだった〇〇さんがプレゼントしてくれたもので』とか、『今日は峯さん(坂井真紀)、今夜は純子(今藤洋子)と、ってその日その夜の気分によって、このベッドやお布団でよく添い寝しているのだろうな』とか。 舞台では感じ得ることのできなかったモノごとが勝手に生まれ出てくるような、坂本朗さんの素敵な美術にもご注目いただきたいです」(笹野) 映画『はるヲうるひと』は、第35回ワルシャワ映画祭に正式出品されたほか、第2回江陵国際映画祭では最優秀脚本賞も受賞。密かに注目を集める話題作は、優れた脚本や出演者の演技力はもちろんのこと、小道具や衣装をはじめとした美術の細部にまでこだわり抜いたことで、観客の想像力を喚起させる作品へと結実した。そうした映画ならではの見せ場に着目すると、より一層楽しむことができそうだ。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2021.06.19 16:00
NEWSポストセブン
抜群の演技力を誇る佐藤二朗
「土曜21時」境に一変 佐藤二朗の“凄み”「ついに本気出した」評も
 佐藤二朗(52才)が「ついに本気を出した」と注目を集めている。俳優としての演技やバラエティでのMCなどで、コミカルなイメージのある佐藤だが、最近、ひきこもり役のシリアスな演技が話題を呼び、自ら出演、脚本・監督を手がける映画も公開された。新たな一面を見せる佐藤についてコラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * ちょうど一週間前の12日夜、佐藤二朗さんがネット上の話題をリードしていました。まず19時~21時にMCを務める『99人の壁』(フジテレビ系)に出演。MCという立場でありながら、平成・令和のヒットソング、アニソン、ドラマ主題歌などをハイテンションで熱唱して笑いを誘っていたのです。 時計の針が21時をまわると、主演ドラマ『ひきこもり先生』(NHK)の初回放送がスタート。二朗さんは38歳から11年間にわたってひきこもり生活を送り、中学校の非常勤講師を務めることになった主人公の男性を演じています。 二朗さんと言えば、『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などで見せたコミカルな演技のイメージを持たれがちですが、同作では笑いを封印して元ひきこもりの男性を熱演。MCとしてクイズ番組をハイテンションで盛り上げていた姿から一変して、シリアスな演技を見せたため、「佐藤二朗の振り幅が凄すぎる」とネット上をさわがしていたのです。 二朗さんの振り幅は、これだけではありません。今月4日に公開された映画『はるヲうるひと』では、パブリックイメージとは異なる「怖い男」としての演技を見せたことに加えて、脚本・監督も手掛けました。 さらに、12日午後には生放送番組の『土曜スタジオパーク』(NHK)に出演。スタジオ登場の第一声で「生放送……今日はおしっことおならを我慢する。大人ですから」と笑わせたり、涙ぐみながら作品への思いを語ったりと、ここでも振り幅の大きい姿を見せて視聴者を驚かせました。ハイテンションのMC、元引きこもりの男、怖い男、映画監督、脚本家、生放送でのトーク。何でもこなすスーパーマンぶりを見せているのです。実は国立大卒というインテリの顔も コミカルな演技のイメージが強いからか、あまり知られていませんが二朗さんは、『家政婦のミタ』などを手がけた脚本家・遊川和彦さんが「ドラマ史に残る」と絶賛した『わたしたちの教科書』(フジテレビ系)を筆頭に、『医龍-Team Medical Dragon-2』(フジテレビ系)、『JIN-仁-』(TBS系)、『ブラックリベンジ』(読売テレビ・日本テレビ系)など複数の作品でシリアスな演技を披露していました。 コミカルな演技は二朗さんが持つ引き出しの1つに過ぎないのです。二朗さん自身、そんなパブリックイメージのミスリードを自覚していて、映画『はるヲうるひと』のPR時には、「(主演の山田孝之と自分のことを)“ヨシヒコと仏”としか思っていない人は、1人残らずこの映画を見やがれ。そんな気持ちでいます」とコメントしていました。 今作は二朗さんが主宰する演劇ユニット「ちからわざ」で手がけた作品を自ら映画化し、監督、脚本、出演のすべてを担う姿勢を見て、業界内では「佐藤二朗が本気を出した」という声が挙がっていました。業界のクリエイターや俳優仲間たちは、その凄さを知っているようなのです。ただ、映画監督は2008年の『memo』に続いて2本目であり、その他にもドラマの脚本も手がけるなど、やはり多才な人なのでしょう。 二朗さんはバラエティへの出演時に、「精神年齢8歳の51歳児」とキャッチフレーズのように言って自虐していますが、実際はインテリの顔も。猪瀬直樹元東京都知事もOBである国立の信州大学を卒業し、1日で退社したもののリクルートに入社しました。また、今春から歴史教養番組の『歴史探偵』(NHK)でMCに起用され、そつなくこなしていることからも、聡明さがうかがえます。珍しく「精神的にしんどい」主演作 5日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演したとき、わざと下手に演じてリアリティを醸し出したエピソードを加藤浩次さんから絶賛された二朗さんは、「僕は正直に言いますけど、自分の力には自信がございます」と自負を隠しませんでした。その直後に「こと俳優に関してはですよ。あとは精神年齢8歳ですけど」と笑わせるのも忘れないところも含めて、現在のポジションを実力と人柄でつかみ取ってきたことをうかがわせます。『ひきこもり先生』は、そんな二朗さんが珍しく「精神的にしんどかった」と弱音のような言葉を漏らした作品。「いまだに『引きこもりは甘えじゃないか』という声があると思うんですけど、一番苦しんでいるのは本人で、二番目に苦しんでいるのは家族や周りの人だから、そこは覆していきたい」と力を込めていただけに、本気の演技が見られるでしょう。 余談ですが、12日の『99人の壁』に私もチャレンジャーの1人として出演させてもらい、MCの二朗さんと1対1で向き合う機会を得られました。二朗さんは収録中、出演作から、こよなく愛する東京・高円寺の話まで、さまざまな話を気さくにしてくれた上に、最後は「また来てください」と会釈をしてくれたのです。 俳優として演じることはもちろん、脚本・演出を手掛けることも、MCとして出演者をもてなすこともできる。さらに言えば、仲間たちと熱く語り、世話をすることもできる。やはりスーパーマンのような人であり、だからこそ山田孝之さん、向井理さん、安田顕さん、長澤まさみさんら後輩俳優たちは二朗さんを慕い、お酒を酌み交わしているのでしょう。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月30本前後のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演し、番組への情報提供も行っている。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2021.06.19 07:00
NEWSポストセブン

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