数字にも如実に表われている。チーム防御率はヤクルトがリーグ2位の3.04に対し、巨人はリーグワーストの3.87。救援陣の防御率もヤクルトは2.62、巨人は4.11と大きな差がある。
「ヤクルトと巨人のリリーバーを比べた時に個々の能力で大きな差があるわけではない。鍬原拓也、平内も球が速いし魅力的です。ただ試合展開に関係なくつぎ込まれるので疲れから打ち込まれる。昔だったら連日投げるのは当たり前だったかもしれませんが、中継ぎも役割分担が重要な現代野球では対応できないのではないでしょうか。巨人はいくら良い投手をそろえても、この起用法では投手が持たないのでは」(スポーツ紙デスク)
このままでは巨人のメークレジェンドの再現は厳しいかもしれない。
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