2020年、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕された槇原敬之(写真/時事通信フォト)
槇原は、昨年10月に23枚目のオリジナルアルバムを発売。今年3月にも、初のセルフカバーアルバム『Bespoke』をリリースした。再逮捕された2020年に、デビュー30周年プロジェクトとして発表するはずだった作品だ。「芸能活動再開に賛否がありながらも、精力的に動いているのは、見捨てずに待ち続けてくれていたファンのため。今はその感謝の思いのみだそうです」(前出・芸能関係者)
私生活では、2018年に渋谷区に建設したばかりだった10億円超えといわれた大豪邸を、昨年に売却。現在は東京を離れて、人目に付きづらい土地で静かに暮らしているという。
前出の50代女性ファンは「今夜も最高の歌声で、彼が必死にゼロからやり直そうとしている気持ちが、痛いほどに伝わってきました。集まった私たちファンは、二度と過ちを犯さずに本当の幸せをつかんでくれることを信じています」とエールを送った。
犯した罪は消えないが、まだ誰かを救う歌が歌えるのも事実。贖罪の思いを携えて、まずは7月22日のツアー最終大阪公演まで走り続ける。