芸能

「プーチンはどこかに行ってほしい」松山千春、鈴木宗男氏の前でロシアを痛烈批判

松山千春のコメントが波紋(写真は2013年/時事通信フォト)

松山千春のコメントが波紋(写真は2013年/時事通信フォト)

「ロシアは許せない。プーチン(大統領)は、もう、どこかに行ってほしい。ウクライナは大変な状況になっているが、何としても国を守ってほしい」

 歌手の松山千春(66)が6月29日、デビュー45周年を記念した全国ツアーの最終公演で発したコメントが波紋を広げている。

「この日は松山さんの地元・札幌での公演だったこともあり、親しい人が招待されていました。そのなかには鈴木宗男・参院議員の姿もあった。ライブ会場という公の場で、あえて鈴木氏を目の前にこうした発言をしたことで、2人の関係に亀裂が生じるのではないかと心配する声が上がりました」(ツアー関係者)

 鈴木氏と松山は高校の先輩後輩から始まり、その関係の深さは広く知られている。松山は選挙のたびに鈴木氏の応援演説にかけつけるだけでなく、新党大地の名付け親になり、党のテーマ曲を提供するなど鈴木氏の政治活動を全面的に支えてきた。

 鈴木氏も〈いわゆる生涯の親友。それも、心の友と書く“心友”です〉(『サンデー毎日』2016年1月31日号)と、松山に全幅の信頼を寄せていることを明かしている。

 その鈴木氏だが、ロシアのウクライナ侵攻に関するブログ投稿が「ロシア寄りすぎるのではないか」とSNS上で批判の声が上がっている。

〈ゼレンスキー大統領は『武器を供与してくれ、少ない』と訴えている。(中略)それでは戦争が長引き、犠牲者が増えるだけではないか〉
〈自前で戦えないのなら潔く関係諸国に停戦の仲立ちをお願いするのが賢明な判断と思うのだが〉(いずれも6月16日付)

 この投稿には駐日ウクライナ特命全権大使が抗議する騒動になった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン