かつては、同じ執刀医だと顔の系統が似てしまったり、「●●みたいな顔に」とのリクエストに応えすぎて、本当にそっくりになってしまい、かえって不自然さが浮き出てしまうことは、よくあったという。ただ、美容整形の技術も日進月歩。今では、そういう問題も少なくなってきているとのことだ。
男性でも「美容整形に総額1億円をかけてきた」と豪語するセレブ系タレントのアレン(年齢非公表)や、6月29日のラジオ生番組で二重手術を自ら告白したお笑いコンビ「パーパー」の女性芸人あいなぷぅ(28才)など、堂々と公言して、それをネタにする人も増えてきた。それもこれも、美容整形手術が一般化してきた証しだ。
「あとの困った“あるある”は、整形手術を特集するバラエティー番組の出演者の中で、明らかに施術経験者なのに、自分は未経験者と主張して、周囲が苦笑いしながら調子を合わせる場面ぐらいですかね(笑い)
でも、轟ちゃんのような“整形スター”の登場で、アイドルでもカミングアウトする人が増えてくるかもしれません。かんたんな整形手術ならメイクなどの“美容の範囲”という認識に変わってきていますし、今後はどんどん整形アイドルが誕生する可能性すらあります」(前出・芸能関係者)
5年後、10年後には、どこまで技術が進歩して、大衆の価値観も様変わりしていくのか。人間の飽くなき美への追求は、美容整形の世界をまだまだ大きく広げていきそうだ。