karendoの店員。休むことなく売り続けた

karendoの店員。休むことなく売り続けた

 平日になっても献花の列は途絶えず、献花を売り続ける日々が続く。激務を乗り越えることができたのは、「花は心を痛めた人の癒やしになる」ことを痛感したからだという。

「私自身も休み時間のたびに献花台を見にいきました。飾られた遺影を見ると、『あの安倍さんがこの奈良で銃撃されてしまった』という事実が悲しくて申し訳なくて、涙が流れてしまいました。

 それでも、献花台には何百人もの人が花を抱いて並んでいて。もう最後尾なんて見えないんです。それを見て『花が少しでも皆さんの心の痛みを癒せるのなら』と力をもらい、売り場に戻ることができた。改めて日本人って素晴らしいと思いましたし、花に思いを込める人たちを見て、花屋をやっててよかったと心から思いました」

 西大寺駅前の献花台は7月18日まで設置される。

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