芸能

平手友梨奈の演技に竹内涼真が気遣い 『六本木クラス』撮影現場の和気あいあい

平手友梨奈と竹内涼真

ロケ撮影中の平手友梨奈と竹内涼真

 今季の注目民放ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)。同作はNetflixで配信され世界中で大ヒットとなった韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメイク版。竹内涼真(29)演じる主人公・宮部新が、父親を死に追いやった大手外食産業・長屋ホールディングス会長・長屋茂(香川照之)への復讐のため、自身が経営する居酒屋「二代目みやべ」を長屋を超える存在にしようと奮闘する物語だ。

 そんな同作で話題になっているのが竹内の右腕を務めるヒロイン役・平手友梨奈(21)の好演だ。平手が演じるのはIQ162という頭の良さに抜群の運動神経を持つ“完璧な”女性でありながら、ソシオパス(反社会性パーソナリティ障害)を抱えているという複雑な役どころ。平手は圧倒的なビジネスセンスを持つマネージャーとして「二代目みやべ」の繁栄に欠かせない存在となっていく。芸能関係者はこう話す。

「平手さんといえば、欅坂46のメンバーだった頃から魂を削るような、アイドルらしからぬ激しいパフォーマンスに定評がありました。『六本木クラス』でも、周囲に媚びずに我が道をゆく突破力や自由すぎる振る舞いを見せる演技が『ハマり役』と話題になっていましたが、回が進むにつれ竹内さん演じる主人公への恋心が加速し、“乙女な部分”を見せていく平手さんの演技に『ギャップがすごい』と大きな反響が寄せられています」

 8月初旬のある夜、そんな平手と竹内、長屋ホールディングスの御曹司で竹内の天敵・長屋龍河を演じる早乙女太一(30)の3人が絡むロケ現場をキャッチした。六本木の路地裏に倒れ込んだ平手を心配そうに抱きかかえる竹内。その場から走って逃げようとする早乙女に竹内が拳を振り上げる──というシーンだ。居合わせた人はこう言う。

迫真の演技を見せる平手

迫真の演技を見せる平手

「恐らくドラマのクライマックスになるようなシリアスなシーンを撮影していたようなのですが、カットの声がかかると竹内さんも平手さんも笑顔を見せ、和気あいあいとしている様子でした。アスファルトの上に何度も倒れ込む演技をする平手さんを竹内さんが気遣う様子もありました。

 路地は一時的に封鎖されていて、ドラマ用のパトカーを走らせたり、野次馬役のエキストラを道に立たせたりと、かなり大掛かりな感じで撮影が進められていましたが、監督から『OK』のかけ声がかかるとその場に大勢いたスタッフやキャストの人たちは一瞬で撤収していきました。その素早さに驚きましたね」

 テレ朝関係者はこう語る。

「『六本木クラス』の撮影クルーはとにかくチームワークが良い。繁華街での撮影は色々と制約もあり、深夜近くまでかかることもあってかなりハードですが、竹内さんがうまくリーダーシップを取っていますね。平手さんも役柄とは違い、現場では天然な一面を見せてスタッフたちを和ませてくれています。同年代の俳優たちが多いので、笑いが絶えない現場になっていますね」

 視聴率は3話で7.0%まで落ち込んだものの、そこからV字回復して9%台となっている。この勢いで2ケタを達成することができるか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン