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両親の迎えで笑顔になった日ハム・清宮幸太郎 ファンのサインに応じる“神対応”現場

にこやかな表情を見せる清宮幸太郎

にこやかな表情を見せる清宮幸太郎

 ビッグボスこと新庄剛志監督の「ちょっとデブじゃね?」の一言で10キロの減量を敢行し、それで覚醒したのか、プロ5年目で初の2ケタ本塁打を記録した日本ハムの清宮幸太郎(23)。初出場したオールスターゲームでは、第1戦でサヨナラホームランを打ってMVPを獲得するなど、存在感をアピールし続けている。

 だが、8月1日に神宮球場で開催された「プロアマ記念試合」では、気迫が空回りしてしまったようだ。野球伝来150年記念としてU23NPB選抜と大学・社会人選抜による記念試合が行なわれ、侍ジャパンの監督で前日本ハム監督の栗山英樹氏が監督を務めた。

 清宮は栗山監督から4番に指名されたが、4打数0安打。ファーストフライ、三振、サードゴロ、ファーストゴロと外野までボールが飛ばなかった。試合はU23NPB選抜が8対6で勝利したが、翌日のスポーツ紙に清宮のことはほとんど触れられていなかった。

 試合後、両肩にいっぱいの荷物を背負った清宮が球場から出てくると、1台の車がスッと寄ってきた。中から現われたのは日本ラグビー協会副会長で、トップリーグ・ヤマハ元監督の父・清宮克幸氏と母・幸世さん。居合わせた人はこう言う。

「久しぶりに両親の顔を見たからかホッとした表情でしたね。そこに女性ファンが集まってくると、清宮選手は笑顔を見せていました。車に荷物を置くと、サインや握手に応じていました。記念写真を頼まれるとマスクを外して笑顔で対応。その姿を温かく見守っていた両親の表情が印象的でした」

 開幕直後から最下位が続く日本ハムだが、8月に入ってからは6勝4敗2分け(8月16日現在)と勝ち越しており、清宮もプロアマ記念試合後のソフトバンク戦(8月3日)で12号、13号と2ランを連発。自己最多本塁打を更新中だ。スポーツ紙担当記者はこう話す。

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