芸能

森下愛子さんから吉田拓郎への「今日も愛してるメール」が素晴らしすぎる

まさにおしどり夫婦

妻・森下(右)からメールで「今日も愛してる」と送られたという吉田拓郎(写真は2014年)

 年内で芸能活動を終了するシンガー・ソングライターの吉田拓郎(76才)。その吉田の冠番組、ニッポン放送『吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD』が10月14日放送され、長年出演していたテレビ音楽バラエティー『LOVE LOVEあいしてる』で共演していたタレント篠原ともえ(43才)がゲスト出演。その篠原から、元女優の妻・森下愛子さん(本名・佳代さん=64才)との仲良しエピソードを明かされた。

 森下さんとプライベートで交流があるという篠原は「実は佳代さんが拓郎さんに送るメールを、間違えて私に送っちゃったんです。何て書いてあったと思います?」と切り出し、吉田が「晩ごはんのおかずのこととか?」と尋ねると、ニヤニヤ笑いながら明かした。

「違うんですよ~。『ねぇ、たっちん何してる? 今日も愛してる』って書いてあったんですよぉ~」

 思わぬ内容に吉田は「カットカットカット!」と照れ笑い。篠原は「みなさぁぁ~ん、リアル・ラブラブ愛してる~。これを手にしたときは、私がドキドキしちゃって、佳代さんにすぐ電話したんですよ。佳代さん間違えていますよって」と続けた。

 1986年に結ばれて、今年で結婚生活36年。これまでも、本人たちだけでなく友人の明石家さんま(67才)ら周囲の人たちからも、数々のラブラブエピソードが明かされてきたおしどり夫婦だ。

 近年でも、2016年2月の『報道ステーション』に出演した吉田が「ごはんを妻と『うまいね』と言って食べることが、これほどの幸せがあるのかっていうくらいハッピー」と語り、8月に放送された『徹子の部屋』では、ゲスト出演した森下さんが夫との『夜の生活』について明かして、話題になっていた。

 森下さんは「(夫が)ずっと言ってくるんですよ、私に。『1回どう?』って」と笑いながら明かし、「私も機嫌がいいときは『今度ね』って言うんですけど、忙しいときは『もう、うるさーい!』みたいになるんです。それでも、まだ1日に何回も言ってくるんです」と続けた。

 すでに近い将来での引退を決意していたからだろうか。昨年4月。森下さんの63才の誕生日翌日のラジオでは、吉田が「これからの老々人生は2人で協力して、できれば明るく、できれば平穏に、できればより長く、助け合って生きていこうと思っています」と、温かいメッセージを電波で発信した。

 ある音楽関係者は「奥様はコロナ禍に入った2020年から、拓郎さんより一足先に芸能活動からの引退をされていたのです。来年からは、二人とも仕事を終えて、本当の意味での24時間夫婦水入らずの生活となるわけです」と話す。

 吉田は、57才だった2003年に肺がんで肺の3分の1を摘出。2007年には更年期障害やうつ病を告白して、2014年にはのどにも再びがんが見つかるなど、長く病と闘ってきた。だから「どちらかが寝たきりになったらどうするかなどを、すでに話し合っているとのことです。お二人でいたわり合う生活をしていらっしゃる。篠原さんの明かしたエピソードではありませんが、本当に理想的なご夫婦なのです」(前出・音楽関係者)

 冒頭のラジオ番組で篠原に冷やかされた吉田は「まずいなぁ」とボヤいた後に、一転、真剣な口調でこう明かした。

「僕は、佳代さんとは3度目の夫婦生活。1、2回目は失敗しているんですよ。僕が悪かったのか、ほかに原因があったのか、いろいろあって。でも、僕の結論は、過去の2回は僕があまり愛されていないっていう実感が結構強くて、僕は結構寂しかった。やっと佳代と一緒になって、それが実現できて、いい人に出会えたなぁ。やってみるもんだ人生はって思ったの」

 何の未練もなく“引退”を決断できたのも、何よりも代えがたい愛妻がそばにいるからこそだった。

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