芸能

ドラマ『silent』でヒロインの親友を演じる女優・藤間爽子は香川照之の「姪」 だった

ヒロインの親友・真子を演じる藤間爽子(右)は香川照之の姪(時事通信フォト)

ヒロインの親友・真子を演じる藤間爽子(右)は香川照之の姪(時事通信フォト)

「令和一泣けるドラマ」として話題を集めているのがドラマ『silent』(フジテレビ系)だ。川口春奈(27)演じる主人公・紬と聴力を失った元彼・想(目黒蓮・25)の2人を中心に繰り広げられる切ないラブストーリーで、「透明感がすごい」と注目を浴びているのがヒロインの親友・真子を演じる藤間爽子(28)である。ドラマウォッチャーはこう言う。

「真子は紬の良き相談相手という役どころですが、第5話(11月3日放送)で想に再び惹かれていく紬を見て身を引く決断をした現在の恋人を親身に励ますというシーンが視聴者の涙と共感を誘い、『この回のMVPだ』と大絶賛を浴びたのです」

 そんな彼女は日本舞踊家としても活躍しており、三代目藤間紫という別名を持つ。2009年に亡くなった日本舞踊家・藤間紫さんの孫であり、藤間の義理の息子である俳優・歌舞伎役者の香川照之(56)の姪にあたるのだ。梨園関係者が話す。

「藤間紫さんは爽子さんの祖父と別れたあと、香川さんの実父である猿翁さんと結婚したのですが、2人が出会った当初は猿翁さんは香川さんの実母である浜木綿子さんと結婚していてW不倫だった。なので、爽子さんは猿翁さんとも香川さんとも血のつながりはありません。ただ、藤間紫さんの死後、猿翁さんが一時的に藤間紫の二代目を襲名、2021年に爽子さんに三代目を継がせた経緯があり、猿翁さんはことさら彼女に目をかけているようです」

 華麗なる系譜に連なる彼女だが、道のりは順風満帆ではなかった。

「家族のコネを利用することなく、地道にオーディションを受けては落ちての繰り返しだった。自身の演技力で認められたいという思いがあったようです。2017年にNHKの朝ドラ『ひよっこ』でドラマデビューを果たし、現在の活躍にいたっています」(前出・梨園関係者)

 今、各界から期待が寄せられているのが「叔父との共演」だ。

「爽子さんと香川さんには共演が一切ない。性加害騒動で活動自粛中の香川さんですが、市川團十郎襲名公演での歌舞伎舞台復帰が発表された。地上波ドラマへの復帰も爽子さんとの共演ならばテレビ局が食いつくのでは」(芸能関係者)

 今は“サイレント”な香川が表舞台に出るきっかけになるか、注目だ。

※週刊ポスト2022年12月2日号

関連記事

トピックス

解散を発表したTOKIO(HPより)
「TOKIOを舐めるんじゃない!」電撃解散きっかけの国分太一が「どうしても許せなかった」プロとしての“プライド” ミスしたスタッフにもフォロー
NEWSポストセブン
教員ら10名ほどが集まって結成された”盗撮愛好家グループ”とは──(写真左:時事通信フォト)
〈機会があってうらやましいです〉教師約10人参加の“児童盗撮愛好家グループ”の“鬼畜なやりとり”、教育委員会は「(容疑者は)普通の先生」「こういった類いの不祥事は事前に認知が難しい」
NEWSポストセブン
警視庁を出る鈴木善貴容疑者=23日午前9時54分(右・Instagramより)
「はいオワター まじオワター」「給料全滅」 フジテレビ鈴木容疑者オンカジ賭博で逮捕、SNSで1000万円超の“借金地獄”を吐露《阿鼻叫喚の“裏アカ”投稿内容》
NEWSポストセブン
大手芸能事務所の「研音」に移籍した宮野真守
《異例の”VIP待遇”》「マネージャー3名体制」「専用の送迎車」期待を背負い好スタート、新天地の宮野真守は“イケボ売り”から“ビジュアル推し”にシフトか
NEWSポストセブン
「最近、嬉しかったのが女性のファンの方が増えたことです」
渡邊渚さんが明かす初写真集『水平線』海外ロケの舞台裏「タイトルはこれからの未来への希望を込めてつけました」
NEWSポストセブン
4月12日の夜・広島県府中町の水分峡森林公園で殺害された里見誠さん(Xより)
《未成年強盗殺人》殺害された “ポルシェ愛好家の52歳エリート証券マン”と“出頭した18歳女”の接点とは「(事件)当日まで都内にいた」「“重要な約束”があったとしか思えない」
NEWSポストセブン
「父としての自覚」が芽生え始めた小室さん
「よろしかったらお名刺を…!」“1億円新居”ローン返済中の小室圭さん、晩餐会で精力的に振る舞った理由【眞子さんに見せるパパの背中】
NEWSポストセブン
多忙なスケジュールのブラジル公式訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《体育会系の佳子さま》体調優れず予定取り止めも…ブラジル過酷日程を完遂した体力づくり「小中高とフィギュアスケート」「赤坂御用地でジョギング」
NEWSポストセブン
麻薬密売容疑でマグダレナ・サドロ被告(30)が逮捕された(「ラブ・アイランド」HPより)
ドバイ拠点・麻薬カルテルの美しすぎるブレイン“バービー”に有罪判決、総額103億円のコカイン密売事件「マトリックス作戦」の攻防《英国史上最大の麻薬事件》
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン