芸能

渡辺裕之さん、急逝から7か月でも決まらぬお墓 妻・原日出子の「信心」が影響か

渡辺さんと原は2001年に「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した

渡辺さんと原は2001年に「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した

 元天才バイオリニスト(門脇麦、30才)と変人指揮者(田中圭、38才)が奏でるドタバタを描く2023年1月スタートのドラマ『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)。赤字が続く交響楽団の復活のため奮闘する2人の前に立ちはだかるのは、敵対するオーケストラのオーナー。演じるのは原日出子(63才)だ。

「“お母さん役”のイメージが強い原さんですが、今回の役柄は強引なところもあるやり手経営者。とはいえさすがの演技力で、敵役も難なくこなしています。かたや、撮影の合間にはイメージそのままに共演者と笑顔で和やかに接していました。“あんなこと”があったのに、周囲には一切気遣いさせていません。プロ意識のなせる業ですよ」

 そうテレビ局関係者が言う“あんなこと”とは、2022年5月に原の夫・渡辺裕之さん(享年66)が自宅地下室で 急逝したことだ。

 原は7月にロケ番組で仕事復帰。インスタグラムの更新も再開し、渡辺さんが大好きだったという手料理をアップした。現在、突然の別れから半年以上が経ち、原は悲しみと寂しさを乗り越えようとしている。一方、生前の渡辺さんの知人からは戸惑いの声も上がる。

「実は、まだ渡辺さんのお墓が決まっておらず、納骨も済んでいないんです。遺骨はいまも自宅にあるそうです。お世話になった人が渡辺さんを偲ぼうにも、お墓はないし、自宅に押しかけるわけにもいかないため、どこに手を合わせていいかわからない状態なんです。その理由が、原さんの信心にあるのではないかと言う人もいます」

 原は2006年7月23日付の聖教新聞の「チャレンジトーク」というコーナーに登場した。聖教新聞は「創価学会」の機関紙という位置づけだ。創価学会の富士鼓笛隊結成50周年を祝うその対談の中で、原は《小学校5年の時に鼓笛に入隊》と明かした。プロフィール欄には《芸術部員》とも記載されている。

《先生(編集部注:池田大作名誉会長)の期待にこたえたいという一心でしたね。》
《母親の信心の影響が強かった。試練に立たされて、やっと自分の信心を見つめるようになれたと思います。》

 記事ではそう回顧していた。熱心な信者とされていた原だが、家庭では違う顔も見せていたようだ。

「ふたりともに、宗教に対して“夫婦間で違っていい”という考えでした。渡辺さんは原さんの信心は認めつつ、自身は学会員ではなかったと聞いています。創価学会が運営する墓苑はありますが、そこに渡辺さんが入るわけにもいかず、一方で学会員がほかの仏教宗派の寺や墓地に通うことはあまり推奨されることではないそうで……」(前出・渡辺さんの知人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン