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中居正広、制止を振り切って正月強行退院 「オレのいない年末年始のテレビ」への焦り

三が日に青空の下で中居正広を目撃

三が日に青空の下、車を運転する中居正広の姿があった

 雲ひとつない青空が広がり、暖かな日差しに包まれた正月の三が日。都内にある高級マンションの駐車場から、1台の高級外車がゆっくりと発車した。ハンドルを握っていたのは中居正広(50才)だった。久しぶりに自宅に戻り、10年来の愛車で新年の街に繰り出した中居。その心を満たしたものは安堵や喜びだけではなかった──。

 昨年11月4日に、体調不良を理由に休養に入った中居。当初は約1か月間の予定だったが、12月になると、年内いっぱいまで休養期間を延長することを発表した。

「休養期間中、中居さんは都内の有名大学病院に入院していました。交友関係の広い中居さんですが、お見舞いや面会は一切断っていたそうです。誰か1人でも来訪を許すと、ほかの人との線引きが難しくなって断れなくなるから、というのが理由だったそうですが、療養中の姿を見せて余計な心配をかけたくないという、中居さんなりの気遣いだったんでしょう。それでなくても、12月にテレビ番組にVTR出演した際のやせた姿に、衝撃を受けた人は多かったですからね」(芸能関係者)

 クリスマス前後までは、年末年始を病室で過ごすか、一時的にでも退院して自宅で過ごすか不透明だったという。

「何か困ったときにすぐ対応してもらえるからと、そのまま入院していることをすすめた人もいたようです。最終的には、そうした制止を振り切って退院し、お正月を住み慣れた自宅で過ごすことにしたようです。中居さんにとって、お正月は特別ですからね」(前出・芸能関係者)

 SMAP解散前から、中居の年末は多忙を極めた。NHK紅白歌合戦には、SMAPとして23回出場。白組司会を5回、紅組司会を1回務めた。年またぎの音楽番組『CDTVスペシャル!』(TBS系)のMCも4回。特番が増える年末は、アイドルとしてだけでなく、司会者としても活躍してきた中居にとっては、その年々の集大成を見せる場でもあった。

「よりによってその時期に重なる休養に“タイミングが悪すぎる”と落胆していました。芸能界の第一線で活躍を続けてきた中居さんにとって、『年末年始のテレビ番組に、オレが出ていない』というのは、もう何十年もなかったことですからね」(前出・芸能関係者)

 一方、毎年正月を迎えると、中居にとって心安まる時間がやってきた。

「お正月になってやっと中居さんの冬休みが始まります。地元である神奈川・藤沢の友人たちと箱根を訪れるのが恒例で、温泉宿から箱根駅伝ランナーの力走を見守るのが毎年の楽しみだった。宿はリーズナブルで、芸能人ばかりが好んで利用するようなところでもないといいます。気の置けない友人と一緒だからこそ、中居さんもタレントの鎧を脱いでリラックスできたんでしょう」(テレビ局関係者)

 年によっては、その後ハワイやオーストラリア旅行に出かけることもあったという。まとまった休みを取りにくい人気者だからこそ、1年に一度の正月休みは彼にとって“精神安定剤”だったのだろう。

「療養中のこの年始は、さすがに遠出するわけにはいかなかったようですが、それでも慣れない病院で過ごすよりかは、自宅に戻ることを選んだのでしょう。退院が一時的なものかどうかはわかりませんが、いずれにしろ、お正月に自宅に戻れたことには万感の思いがあるでしょう」(前出・芸能関係者)

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