国内

「60代以上が好き」出会い系サイト使い2億円詐取した28歳看護師“共犯51歳男との関係”

逮捕・起訴された大阪府の看護師・西村恵梨奈被告(28)

逮捕・起訴された大阪府の看護師・西村恵梨奈被告(28)

 出会い系サイトを使って「60代の恋人を探しています」「60代以上の人が好きです」などと書き込み、知り合った男性たち17人から合計約2億円を詐取していたなどとして逮捕・起訴された大阪府の自称投資家・吉田清一被告(51)と同府の看護師・西村恵梨奈被告(28)。すでに詐欺罪で公判中の2人に対し、大阪府警は1月6日、余罪を含めて逮捕・追送検し、捜査を終結したと発表した。

 両被告は2021年以降、60~70代の男性に対し、「大学の奨学金やカードローンを返したい」などとウソを言い、男性たちから巨額の金銭を受け取っていた容疑が持たれている。

 犯行当時27歳だった西村被告は、出会い系サイトで知り合った高齢男性と会い、好意をほのめかして、性的な関係をちらつかせることもあったという。1人で約5700万円をだまし取られていた被害者もいた。捜査関係者によると、被害者は関西から関東にまで及び、関東在住の被害者はわざわざ西村被告に会うために大阪まで出向いてきたこともあったとのことだ。

 西村被告は公立大学の医学部看護学科を卒業後、大学附属病院勤務を経て大手企業の保健師として働いていた。

「西村被告と指南役の吉田被告は“男女の関係”ではなく、吉田が西村の大学生時代のバイト先の上司だった。数年前にそれぞれ引っ越してきて、2人の自宅は徒歩5分と離れていない距離だった」(捜査関係者)

 2人の狙いは、高齢男性の「退職金」だった。捜査関係者が続ける。

「西村被告が知り合った高齢男性と直接会ってからは、相手に看護師免許を見せ『借金を返済しないと復職できない』などと同情を誘っていた。ある程度の金額を受け取ると、次は『看護師時代のローンがある』、さらに『弟が大学に進学するのに、私が奨学金を返さないと弟が奨学金を借りることができない』と、重ねて金銭を要求していた」

 西村被告は大筋で容疑を認めている一方、吉田被告は黙秘しているという。

関連記事

トピックス

無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
草野刑事を演じた倉田保昭と響刑事役の藤田三保子が当時を振り返る(撮影/横田紋子)
放送50年『Gメン\\\\\\\'75』 「草野刑事」倉田保昭×「響刑事」藤田三保子が特別対談 「俺が来たからもう大丈夫だ」丹波哲郎が演じたビッグな男・黒木警視の安心感
週刊ポスト
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主演の中井貴一と小泉今日子
今春最大の話題作『最後から二番目の恋』最終話で見届けたい3つの着地点 “続・続・続編”の可能性は? 
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《あだ名はジャニーズの風紀委員》無期限活動休止・国分太一の“イジリ系素顔”「しっかりしている分、怒ると“ネチネチ系”で…」 “セクハラに該当”との情報も
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
中世史研究者の本郷恵子氏(本人提供)
【「愛子天皇」の誕生を願う有識者が提言】中世史研究者・本郷恵子氏「旧皇族男子の養子案は女性皇族の“使い捨て”につながる」
週刊ポスト
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン