個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
勤務する塾の女子生徒に対して不同意わいせつ行為をしたとして、9月14日に石田親一容疑者(45)が逮捕された。女子生徒は当時15歳で、容疑者からマンツーマンで指導を受けていたとみられている。講師の立場を利用した卑劣な犯行に、SNS上では厳しい批判が相次いだ。【前後編の後編。前編から読む】
母親の証言によれば、男は逮捕前、「(被害者とは)普段から仲良いから。本人も嫌がらなかったしやっちゃった」と話していたというが、警察に対しても同じように供述しているようだ。全国紙社会部記者が語る。
「容疑者は動機について、『体にたまたま手が触れた時に、生徒がなにも言わなかったので大丈夫だと思い、行為がエスカレートしてしまった』『3月頃からこれまでに10回くらい触った』と述べている。
被害者は小学生の頃から石田容疑者の授業を受けており、関係を気にしてか誰にも相談できなかったといいます。最終的にこの女子生徒はわいせつ行為に耐えきれず6月にカウンセラーに相談し、犯行が発覚した」
冒頭の母親いわく「ふつうの子だった」という容疑者。生徒に信頼される講師から一転、性犯罪者に堕ちたこの男は、いったいどんな人生を歩んできたのか。石田容疑者の母親が話す。