ぼくは人間ドックで明かされなかった「沈黙の臓器」の声を聴けるのか
『男性向けがん検査(腫瘍マーカー男4種)』
肝臓がん、大腸がん、胃がん、前立腺がん、すい臓がんなど、男性がかかりやすいがんのリスクを1滴の血液で検査できる。2万460円/ketsuken
【編集K(47才)が体験】
先日、占い師の先生に運勢を視てもらった。曰く、「あなたはまじめで堅実、家庭運にも恵まれる星にいる。ただし、健康には気をつけて」。
2022年、暴飲暴食に喫煙の復活と、不摂生を極めた生活を送ったぼくにとって、その言葉は天啓のように思えた。そうだ、検査しよう。特に心配なのはすい臓だった。人間ドックのたびに「ガスの影響で見えない部分があります」と指摘を受ける「沈黙の臓器」の声が聴きたかったのだ。
採血が1人で簡単にできることは頭ではわかっていたが、血を見るのが怖かった。セットが到着して数日悩んだ末に、恥を忍んで家人に手伝ってもらうことにした(採血中は黙想)。抜いたばかりの血を届いた箱に詰め、チルドゆうパックで出した数時間後には結果を伝えるメールが届いた。それを見るのは、採血以上に怖かった。一服し、“そのとき”のことをしばし考えた。これを機にたばこもやめ、健康的な生活を送ろうと心に誓った。運命の結果は、すべて「正常値」。その後の一服は格別だった。
※女性セブン2023年1月19・26日号