4月の選挙を前に妻・元谷ゆりな豊島区議に大きな痛手

元谷ゆりな氏のRQ時代

元谷ゆりな氏のRQ時代

 一方で、気になるのは妻であるゆりな氏の今後だ。ふたりは2020年2月22日に結婚。昨年には第1子も生まれたばかりだった。ゆりな氏のTwitterやインスタグラムには子育てに奮闘する様子などが公開されている。前出の全国紙記者が語る。

「彼女はもともと大手事務所所属のタレントとして活動していて、2014年以降、さまざまなテレビドラマに“チョイ役”で出演していました。その間にレースクイーンの仕事をしていたこともあり、ファンもついていたようです」

 その後実家のある豊島区の観光大使である「第6代ソメイヨシノ桜の観光大使」を務めながら、2019年統一地方選挙で豊島区議会議員選挙に「都民ファーストの会」から出馬し、最年少27歳で初当選を果たした。

「彼女は豊島区で100年近く続いた薬局の長女で、曽祖父は豊島区議会議員で議長を4期務めた元谷宇吉氏。地元が大好きで地域貢献に励んでいます。

 とはいえ、夫が起こした犯罪が高齢者をターゲットにした詐欺に関わる窃盗事件というのはあまりに印象が悪すぎる。今年4月に区議選を控え、党としても頭を悩ませているのではないでしょうか」(前述の全国紙記者)

 夫の逮捕を受け、NESポストセブンは元谷氏の事務所に問い合わせたが、電話が繋がることはなかった。

 レスリングで全日本連覇の経歴を持ち、元レースクイーンで区議を務め妻と結婚する華やかな人生を歩んでいた板倉容疑者。ところが一転、8000万の借金を抱えた挙げ句に特殊詐欺の受け子などという悪質な犯罪に手を染めてしまった。かつて受けたであろう声援に、最悪の形で応える結果となってしまった。

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