芸能

湯川れい子さん、87才を祝う音楽会に豪華メンバー集結 スターたちに愛される理由

湯川れい子さん

87才を祝う音楽会に豪華な顔ぶれが

 音楽評論家で作詞家の湯川れい子さんは、現在87才。その素敵な生き方に憧れる人は多い。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、湯川れい子さんについて綴ります。

 * * *
 1月19日、「東京芸術劇場」(東京・池袋)のコンサートホールで行われた『湯川れい子 87th Birthday フィルハーモニー音楽会』に行ってきました!

 え? 湯川さん、87才?と、まず驚かれたかたは多いことでしょう。お誕生日はその3日後の22日。1936年のお生まれですから87才。私は7年前の6月に行われた「湯川れい子 生誕八十年 音楽評論家五十五年 作詞家五十年を祝う会」にもお招きいただいたので、オーバー80であることは存じ上げていました。

 ですが、「エンジン01文化戦略会議」のメンバーと一緒に昨秋、岐阜へご一緒したときにも、ふだん、「動物愛護委員会」でランチミーティングをするときにも、誰よりもパワフルで行動力にあふれていて若々しくて美しい湯川さんを間近にすると、“87才”という実年齢が吹っ飛んでしまいます。

 80才を祝うパーティーには、ポール・マッカートニーさん(80才)をはじめ、シンディ・ローパーさん(69才)やシカゴのメンバーからのビデオメッセージ、さらにはコリー・ハートさん(60才)からは歌のプレゼント。ラストは長渕剛サン(66才)が登場して『乾杯』を熱唱されるなど、湯川さんの功績とお人柄に対し、国内外からのお祝いや感謝の言葉のシャワーがものすごかったのです。

 果たして87才を祝う音楽会にも、中川翔子サン(37才)、稲垣潤一サン(69才)、クミコさん(68才)、中西圭三サン(58才)、ゴスペラッツ from RATS & STAR(鈴木雅之サン・66才、佐藤善雄サン・66才、桑野信義サン・65才)from ゴスペラーズ(村上てつやサン・51才、酒井雄二サン・50才)、エミー・ジャクソンさん(77才)、湯川さんが主宰する東京女声合唱団 with VOJA(登場順)が勢揃い。

 途中、出演が予定されていた松本伊代サン(57才)の代わりに夫のヒロミさん(57才)が大きな花束を持って現れ、伊代サンと電話をつなぎ、客席にいらした親衛隊の皆さんが「伊~代ちゃ~ん」と声援を送る微笑ましい場面を翌日のテレビ番組で見たかたも多いでしょう。

 前述のアーティストの皆さんは、全員、“作詞・湯川れい子”の曲で一時代を築いたかたばかり。しかも湯川さんはデビューや発掘にもかかわっていらっしゃるので、各々のかたたちと切っても切れない間柄なのです。

関連記事

トピックス

タイと国境を接し、特殊詐欺の拠点があるとされるカンボジア北西部ポイペト。カンボジア、ミャンマー、タイ国境地帯に特殊詐欺の拠点が複数、あるとみられている(時事通信フォト)
《カンボジアで拘束》特殊詐欺Gの首謀者「関東連合元メンバー」が実質オーナーを務めていた日本食レストランの実態「詐欺Gのスタッフ向けの弁当販売で経営…」の証言
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《ベイビーが誕生した大谷翔平・真美子さんの“癒しの場所”が…》ハワイの25億円リゾート別荘が早くも“観光地化”する危機
NEWSポストセブン
まさか自分が特殊詐欺電話に騙されることになるとは(イメージ)
《劇場型の特殊詐欺で深刻な風評被害》実在の団体名を騙り「逮捕を50万円で救済」する手口 団体は「勝手に詐欺に名前を使われて」解散に追い込まれる
NEWSポストセブン
戸郷翔征の不調の原因は?(時事通信フォト)
巨人・戸郷翔征がまさかの二軍落ち、大乱調の原因はどこにあるのか?「大瀬良式カットボール習得」「投球テンポの変化」の影響を指摘する声も
週刊ポスト
公然わいせつで摘発された大阪のストリップ「東洋ショー劇場」が営業再開(右・Instagramより)
《大阪万博・浄化作戦の裏で…》摘発されたストリップ「天満東洋ショー劇場」が“はいてないように見えるパンツ”で対策 地元は「ストリップは芸術。『劇場を守る会』結成」
NEWSポストセブン
なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
沢尻エリカ、安達祐実、鈴木保奈美、そして広末涼子…いろいろなことがあっても、なんだかんだ言って「透明感」がある女優たち
女性セブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン