ビジネス

【「やったれ!」でスプレー火炎放射】「カラオケまねきねこ」店内での迷惑行為動画に批判殺到 運営元は「刑事・民事で厳正に対処」と発表

カラオケ店内で火炎放射する男性

カラオケ店内で火炎放射する男性(SNSより)

 大手カラオケチェーン「カラオケまねきねこ」の店内で、若い男性たちが火遊びをする動画がネット上で〈危険すぎる〉と指摘されている。問題の動画は13秒ほどの短いもので、撮影者が「やったれ! やったれ!」と煽る中、スプレー缶とライターを手にした男性が、ほかの男性に向かって“火炎放射”している。男性たちは楽しげに笑っているが、大きな火が周囲に燃え移ってもおかしくはない大変危険な状況だ。

 ネット上では〈スプレー火炎放射はガチで危険〉や〈火事になったらどうする〉、〈死者が出てもおかしくない〉といった批判が続出。また、火を向けられている男性が叫びながら逃げ回っていることから〈いじめではないか〉という声も広がっている。

 動画の背景には、「カラオケまねきねこ」のロゴが映り込んでおり、その店舗で撮影された動画と見られる。男性が”火炎放射”に使った緑色のスプレー缶は、マイクの除菌・消毒用のものと見られ、店舗の備品であるとの指摘もある。

「カラオケまねきねこ」を運営する株式会社コシダカに問い合わせたところ、「すでに警察にも相談済みで、どちらの店舗かも含めて調査中です」との回答だったが、その後、同社は《SNSで拡散されている迷惑行為に関するお知らせ》と題された文書を発表。

 この問題が起きた店舗が「カラオケまねきねこ高崎駅西口2号店」であることを公表し、《現在、本行為について所轄警察署に相談をさせていただいております。一歩間違えば大事故に繋がる危険行為であると判断し、弊社としては刑事および民事の両面で厳正に対処いたします。》と対応方針を伝えた。

 またこのほか、別の店舗でも起きた《ソフトクリーム機器に関する迷惑行為》についても触れており、同社は《現在、本行為について所轄警察署に相談をさせていただいております。なお、当該店舗でのソフトクリームの使用は一旦中止し、点検および洗浄を実施いたします。また、全店を対象に、当該機器の洗浄を行い、衛生管理を徹底するよう通達いたしました》とも報告している。

 悪ふざけにしても、一歩間違えたら死者が多数出るような大事故に繋がりかねない。早期解決が待たれる。

*株式会社コシダカの文書発表を受けて原稿の一部を加筆修正しました(2月3日15時50分)

情報提供募集

「NEWSポストセブン」では、今回の件について、情報・タレコミを募集しています。下記の情報提供フォーム、または「公式ツイッター」のDMまで情報をお寄せください。

・情報提供フォーム:https://www.news-postseven.com/contact_post

・ツイッターアカウント:https://twitter.com/news_postseven

関連記事

トピックス

除名されたガーシー氏(時事通信フォト・旧NHK党)
《77歳オカンへの愛》ガーシー容疑者、実家ガサ入れに号泣配信「お母さんに会いたい……」「産んでくれておおきに」深い親子関係
NEWSポストセブン
角谷アナにA氏との関係を聞くと「ちょっと急いでまして、すみません」と回答
【入手】結婚のテレ東・角谷暁子アナが友人だけに「イケメンマッチョな旦那写真」を公開していた「生きてこられて幸せです」
NEWSポストセブン
腰をくねらせる筧美和子(2023年1月撮影)
筧美和子が腰をくねらせ道路に倒れ込む…映画『静かなるドン』ホテル街での撮影現場で見せた妖艶シーン
NEWSポストセブン
スマホで電話をかける藤木直人
藤木直人、大東駿介、片桐仁が名門私立幼稚園の舞台にサプライズ出演 「100万円稼ぐ」の言葉に保護者感動
NEWSポストセブン
欲望渦巻く街で行なわれていた狡猾な手口(時事通信フォト)
「テキーラで脱衣ゲーム」「登録者400万人超YouTuberをダシに」摘発された歌舞伎町ぼったくりバー元店員が語った手口
NEWSポストセブン
別居していることがわかった篠田麻里子
《離婚発表》元夫はなぜ篠田麻里子の「言葉を信じる」ことになったのか 不倫疑惑に「悪いことはしていない」
NEWSポストセブン
貴重な証言を得た高橋氏(時事通信フォト)
【山口連続殺人放火事件】5人殺害の犯人と別に「つけ火した悪いやつがいた」村人の証言
NEWSポストセブン
貴景勝
ついに「大関ゼロ」に現実味 「公傷制度の復活」ほかガチンコ時代に必要な相撲改革とは
NEWSポストセブン
行方不明になった隼都さん
《壱岐市高校生が遺体で発見》虐待疑惑の里親を「みんなで支える」教育長の聞き取りに複数の実親が出していた答え
NEWSポストセブン
スッキリ休んで躍進に備える?(写真/ロケットパンチ)
日テレ・岩田絵里奈アナ『スッキリ』終了でも「秋の改編」で期待される「岩田無双」
週刊ポスト
14年ぶり世界一に日本中が歓喜した
【侍ジャパン】次期監督、工藤公康が有力候補も「消極的」か 3年後の世界一に相応しいのは?
NEWSポストセブン
ベンチで存在感をはなつ城石(時事通信フォト)
《WBCベンチで存在感》栗山監督の横にいるイケメン参謀コーチは「フリーターからプロ入り」異色経歴と元妻は人気女子アナ
NEWSポストセブン