タレントのローラ(32)も、くりぃむしちゅーの有田哲平(52)との“お泊り愛”が報じられときに、所属事務所が「数人でゲームをしていて熱中しすぎた」とコメントしている。ほかにも女優の佐野ひなこ(28)は、マンションでの密会が報じられた俳優・神木隆之介(29)との関係を「ゲーム友達の一員」と説明している。
「ゲームをしていた」の理由
結婚記念日直前に“電撃離婚”した早乙女(右)。石田ニコルとバーを出てタクシーに乗り込む姿
なぜ熱愛を報じられた芸能人は、「ゲームをしていた」と答えるのか? 『週刊文春』の元記者でジャーナリストの中村竜太郎氏は次のように解説する。
「今どきは自由恋愛ですが、伝聞情報の交際報道では芸能事務所も認めません。なので、取材対象者の男女が一緒に建物に入ったときと出たときの写真を押さえることが大原則です。男女2人が密室に入った時点でセクシャルな意味も含めて親密交際が疑われて、事務所や本人がどんなコメントをしても苦しい状況になります。そんな状況において、『ゲームをしていた』とは非常に上手いコメントだと思います。
部屋で長時間、何かをする行為として、ゲームは自然な印象を与える上に、爽やかな友人関係を連想させます。これが『お酒を飲んでいた』だと、いろいろな想像が広がってしまいますが、『ゲームをしていた』にはセクシャルなニュアンスをかき消す威力がある。イメージが商売道具の芸能人にとっては、とてもいい言葉となります」
さらに中村氏は、芸能人たちにこのようにアドバイスする。
「万が一『どんなゲームだったのか』とツッコまれたときのために、ゲームの内容などは事前に学習しておいたほうがいいですね(笑)」
百戦錬磨の記者も認める“上手いコメント”。今後も「ゲームをしていた」という説明はなくならないことだろう。