昨年などコロナで会っていないので、本当に久しぶりの鬼瓦権造。本番1時間半前から私の楽屋で私をみつけ、ずーッと近況を喋ってたけどやっぱり面白かったネ。楽屋の隅でナイツだけが小さくなって正座して笑っているのが面白かった。たけし、私の話を通してナイツ、若手へと東京の芸が受け継がれてゆく。優勝はハンジロウ。
そして2月12日は我が人生で初のこと。大変な事態。浪曲の玉川奈々福が銀座SIXの地下に出来た能楽堂にて独演会。途中のトークゲストが私。事前に連絡があって「白足袋をはいて下さい」と。やっぱり神聖な場所。トーク中いきなり奈々福が三味線を構え「ひとっ節お願いします」。うなったねぇ私も。『次郎長伝』から『石松代参』。みごとな節まわし。イヨッ芸達者。いい想い出。
※週刊ポスト2023年3月3日号