「今回、聖子は来られなかったんですが、ジムが新しくなったということもあり、有君が空港からその足で来てくれました。コロナ禍の影響もあったし、聖子の出産が続いたので有君に会ったのは2人の結婚式以来です。
本当に家族思いだなぁと思いました。タイトなスケジュールの中、空港から直接来てくれましたから。ジムでは施設内を隅々まで見てくれて、『素晴らしい施設だ』と褒めてもらいました。聖子にはジムの様子をテレビ電話で報告していましたね。
このジムを見て、KIDがやりたかったことやKIDの遺志が伝わっているのを見て、安心してくれたように見えました」
2月14日は美憂らのトレーニングを見学していたというが、翌15日には早朝からジムに姿を見せ、2時間ほど汗を流してから宮崎に向かったという。
「(14日は)トレーニングを見学しているうちに自分も体を動かしたいと思ったのか、軽いストレッチを有君が始めたんです。そうしたらうちの選手たちがトレーニング方法について質問したんですが、トレーニングのことだけでなく、メンタルの管理についても自分の経験を基に丁寧にアドバイスしてくれていましたね。
WBCの合宿でも同じように後輩に指導する光景が報道されていますが、本当に面倒見がいいなと。ここでの選手は有君にとって初対面なわけですが、惜しげもなく自身の知識を披露してくれている感じでした。
それから、見学に来られていた人や、トレーニングに来られていた会員からサインや記念撮影を求められた際にも丁寧に対応していましたね。応援してくれているファンを大事にしているんだなと心から思いました。WBCは球場へ見に行く予定ですし、有君の活躍を期待しています!」(同前)
ここでも神対応のダルビッシュ。そのバックボーンにはファミリーの存在があるのだろう。