小学生の頃に書いた卒業文集

小学生の頃に書いた卒業文集

──娘さんとは今回の件について、電話などで話されましたか?
「いや何にも、連絡はない」

──いまの心境、いかがでしょうか?
「家内も困惑してるよ。もう衰弱して、いつ死ぬか分からん……。言葉とか文章とかで、(メディアなどを通して)いろいろあるさかいね。神経強くないんで……これ以上、我々も(マスコミに)協力したいけど、する力がないんです」

 事件後、祖父宅やその周辺には多くの報道陣が訪れている。こうした事態に祖父も困惑を隠せない様子だ。

──お孫さんと一緒に遊んだり、思い出に残っていることはありますか?
「思い出とか、それはないですね。だけど、かわいいことはかわいい」

 このように孫のことを振り返った祖父。最後に彼が木村容疑者に会ったのは「ずっと前のこと」だという。現在、和歌山西署に勾留されている容疑者に何を思うのか。

「本人ね、ずっと(服役)せなあかん。あれはもう、一生反省せなあかんと思います。皆さんにご迷惑をかけてよ、大変申し訳ないです」

 かわいかったという孫が起こしてしまった事件。犯行の動機はいったい何だったのか。一部では政治への強い関心をうかがわせる言動をしていたことが報じられているが、果たして──。

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