帝国ホテルで行われた結婚披露宴では和装をセレクト
「『一度はハワイに行きたい』という義父のリクエストに応える形で、新婚旅行は両家族を連れてハワイへ。東原さんは自分の仕事の合間を縫って、まるでツアーコンダクターのように宿泊施設やレストランなどの手配をしていました。しかも、旅行直前で第1子妊娠がわかり、東原さん自身はハワイでずっと体調不良に苦しんでいたそうです」
2009年に第1子女児、翌2010年に第2子男児、2015年には第3子・第4子にあたる双子の女児を出産した。
「井上さんは指導者として多忙な日々を過ごし、しばしば週単位や月単位で家を空けます。東原さんは時に両親や姉の助けを借りながらも、ワンオペで4人の面倒を見ているうような状態でした。もちろん、夫の存在が心の支えになっているところはあったと思いますが。今では末っ子たちも小学生になり、近年は夫婦水入らずの時間が少しずつ増えてきているようです。夫と“老後は一緒に旅行しよう”のような会話をしている、とうれしそうに言っていました」(同前)
柔道で国内外を飛び回る井上氏だが、2016年には厚生労働省が支援する「イクメンオブザイヤー」を受賞。同賞の公式HPには《「イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男のこと」をコンセプトに、社会にその意義を訴えてまいります》とも書かれている。 その一方、東原は2020年4月に発売したスタイルブック『life is good─東原亜希の幸せな家族をつくる日々─』(ワニブックス)で、夫婦の関係性についてこのようにつづっていた。
〈結局、出会いのときから、私の方が好きって追いかけている形は今でも何も変わっていなくて。向こうはただ自分の道を行っていて、私が後ろからそれについて行っているだけ〉
密会を認めた井上氏にいま、東原は何を思う──。