「ピアノ」や「書道」など、山川穂高選手のさまざまな面が明らかになってきた
山川は富士大で知り合った元ソフトボール選手の妻と2017年に結婚している。「一緒にいて楽しいし支えてくれる。完璧な奥さんよ」とチームメートの前で感謝の言葉を口にしていたという。山川は結婚後の2018、2019年に2年連続本塁打王を獲得している。妻の支えがあったからこそ大輪の花を咲かせられたわけだが、民放テレビ関係者は山川のグラウンド外の行動を危惧していた。
「結婚後も豪快に酒を飲み、色々な女性と遊んでいた話を耳にしていたので、週刊誌にすっぱ抜かれるんじゃないかとヒヤヒヤしていました。既婚者だし、チーム関係者に『家族を大切にしたほうがいいよ』と忠告されたこともありましたが、届いていなかった。お調子者の性格なので天狗になっていた部分もあったと思います。『一度鼻をへし折られたほうがいい』とチームメートたちは冷ややかでしたが、まさかこんな事態になるとは……」
山川はあと15日でFA権を取得する予定だったが、一軍復帰の見通しは立っていない。仮にFA権を取得しても、獲得に乗り出す球団はないという声もある。有力視されていたソフトバンクも獲得に乗り出せばチームのイメージダウンが懸念されるため、調査を見送る公算が高い。西武を今季限りで退団することになれば、現役引退の危機に追い込まれる。今回のスキャンダルの代償はあまりにも大きい。
2020年の契約更改での山川選手(時事通信フォト)