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「廊下が血の海に」神戸6歳児遺棄事件 暴行の指示役とみられる32歳次男が子供の頃に起こしていた事件

事件現場。連日メディアの数が多く見受けられる

事件現場。連日メディアの数が多く見受けられる

 同居する57歳の母親を3か月にわたって監禁し、鉄パイプなどで殴った疑いで長女の無職・穂坂沙喜容疑者(34)、次男の大地容疑者(32)、双子の朝美(30)・朝華(30)両容疑者のきょうだい4人が逮捕された事件。警察の取り調べできょうだいの1人が、監禁は次男の大地容疑者の指示だった旨の供述をしていることがわかった。

 この事件では、沙喜容疑者の長男・修(なお)ちゃん(6)が自宅近くの草むらでスーツケースに入った状態で亡くなっていたのも見つかっている。

「大地容疑者を除く3人と、祖母、修ちゃんの家族5人で暮らしていましたが、昨年末くらいから大地容疑者も同居するようになった。修ちゃんの死因は外傷性ショック死で、体には10回以上殴打されたような痕が残っていた。その後、大地容疑者が暴力で一家を支配し始めたようで、修ちゃんへの暴行にも関与しているとみて捜査をすすめている」

 大地容疑者はどんな人物だったのか。小学校の同級生の1人は「クラスによくいる悪ガキだった」と振り返る。

「(逮捕されたきょうだい)4人とも特別学級にいたんですが、大地は特に何か問題があるように見えなかった。嫌われていたわけではなく、友達も普通にいたと記憶しています。ただ、大地はよく色んな人にちょっかいを出したがるタイプで、同級生をチョップしたり、座る瞬間に椅子を引いたりしていて。他の保護者からもクレームは入っていたみたいなんで教師からすれば問題児だったんですかね」

 すぐに手が出てしまう性格が災いとなり、学校で大きなトラブルを起こしてしまう。

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