芸能

女優・中村アン 35歳でひそかにキャンプデビューを狙う「誰か連れてってください(笑)」

写真/田中健児 衣装協力/TELOPLAN(EMME)

中村アン

 2009年に芸能界に入り、女優として着々とキャリアを積み上げてきた中村アン。そんな彼女も35歳を迎え、7月には演劇集団Z-Lion第13回公演『笑ってもいい家』で初舞台・主演を飾る。今回、年齢を重ねてもなお挑戦し続ける彼女の魅力を紐解く。

 * * *

──今回、女優として初の舞台出演となりますが、新しいことに挑戦することに不安はありませんでしたか?

中村:正直言うと不安だらけで、初めてお話をいただいたときは「できないかも……」とマネージャーさんに弱音を吐いちゃうほどでした。元々舞台には興味があったけれど、目の前にお客さんがいる中で演技をしたことがないし、初舞台で主演というプレッシャーもあって。それでも、一度話を聞くべきだと思い、粟島さん(脚本・演出担当)と直接お会いして自分が感じている不安な気持ちを全て伝えたら、気持ちが楽になったんです。それに、もしここで舞台に挑戦しなかったら自分自身に負けると思って、今回のお話を快諾させていただきました。

──舞台に出演すると決心してから、心境の変化はありましたか?

中村:舞台の世界に飛び込む前はドキドキしていたんですけど、いざ稽古が始まると不安は一気になくなりました。今では楽しみの方が大きいですね。1人だけで頑張らず、出演者みんなで良い舞台を作りたいです。

──きっとこの舞台を終えた頃には、さらに成長した中村アンさんが見られると思います。

中村:そうなれると嬉しいです(笑)。35歳を迎えてから新しいことに一生懸命チャレンジすることで、観てくださった方々にも何か新たなことに挑戦するきっかけを与えられたらいいなって思います。

──昨年35歳を迎えて、仕事やプライベートで変化はありましたか?

中村:20代の頃は自分の居場所を探すのに必死で、とにかくがむしゃらに突き進んでいました。ただ、30代になるとやっぱり若い頃に比べてパワーが落ちてきたなと実感しています(笑)。だからこそ、35歳という女性にとって大きなターニングポイントである今、もう一度スイッチを入れて人生の第二ラウンドをスタートさせた気持ちです。

関連記事

トピックス

どんな役柄でも見事に演じきることで定評がある芳根京子(2020年、映画『記憶屋』のイベント)
《ヘソ出し白Tで颯爽と》女優・芳根京子、乃木坂46のライブをお忍び鑑賞 ファンを虜にした「ライブ中の一幕」
NEWSポストセブン
相川七瀬と次男の凛生君
《芸能界めざす息子への思い》「努力しないなら応援しない」離婚告白の相川七瀬がジュノンボーイ挑戦の次男に明かした「仕事がなかった」冬の時代
NEWSポストセブン
俳優の松田翔太、妻でモデルの秋元梢(右/時事通信フォト)
《松田龍平、翔太兄弟夫婦がタイでバカンス目撃撮》秋元梢が甥っ子を優しく見守り…ファミリーが交流した「初のフォーショット」
NEWSポストセブン
世界が驚嘆した大番狂わせ(写真/AFLO)
ラグビー日本代表「ブライトンの奇跡」から10年 名将エディー・ジョーンズが語る世界を驚かせた偉業と現状「リーチマイケルたちが取り戻した“日本の誇り”を引き継いでいく」
週刊ポスト
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《即完売》佳子さま、着用した2750円イヤリングのメーカーが当日の「トータルコーディネート」に感激
NEWSポストセブン
国連大学50周年記念式典に出席された天皇皇后両陛下(2025年9月18日、撮影/JMPA)
《国連大学50周年記念式典》皇后雅子さまが見せられたマスタードイエローの“サステナブルファッション” 沖縄ご訪問や園遊会でお召しの一着をお選びに 
NEWSポストセブン
豪雨被害のため、M-1出場を断念した森智広市長 (左/時事通信フォト、右/読者提供)
《森智広市長 M-1出場断念の舞台裏》「商店街の道の下から水がゴボゴボと…」三重・四日市を襲った記録的豪雨で地下駐車場が水没、高級車ふくむ274台が被害
NEWSポストセブン
「決意のSNS投稿」をした滝川クリステル(時事通信フォト)
滝川クリステル「決意のSNS投稿」に見る“ファーストレディ”への準備 小泉進次郎氏の「誹謗中傷について規制を強化する考え」を後押しする覚悟か
週刊ポスト
アニメではカバオくんなど複数のキャラクターの声を担当する山寺宏一(写真提供/NHK)
【『あんぱん』最終回へ】「声優生活40年のご褒美」山寺宏一が“やなせ先生の恩師役”を演じて感じた、ジャムおじさんとして「新しい顔だよ」と言える喜び
週刊ポスト
林家ペーさんと林家パー子さんの自宅で火災が起きていることがわかった
《部屋はエアコンなしで扇風機が5台》「仏壇のろうそくに火をつけようとして燃え広がった」林家ぺー&パー子夫妻が火災が起きた自宅で“質素な暮らし”
NEWSポストセブン
1年ほど前に、会社役員を務める元夫と離婚していたことを明かした
《ロックシンガー・相川七瀬 年上夫との離婚明かす》個人事務所役員の年上夫との別居生活1年「家族でいるために」昨夏に自ら離婚届を提出
NEWSポストセブン
“高市潰し”を狙っているように思える動きも(時事通信フォト)
《前代未聞の自民党総裁選》公明党や野党も“露骨な介入”「高市早苗総裁では連立は組めない」と“拒否権”をちらつかせる異例の事態に
週刊ポスト