ライフ

お天気キャスター・谷尻萌とめぐる、家康公を祀る「上野東照宮」 金色殿の荘厳な空間にうっとり

お天気キャスター谷尻萌とともに上野東照宮をめぐる

お天気キャスター谷尻萌とともに上野東照宮をめぐる

 東京の喧噪を離れて御利益にあやかる開運神社を、お天気キャスター谷尻萌とともにめぐる。

 東京都の上野恩賜公園にある上野東照宮は徳川家康公(東照大権現)を祀る。現存する社殿・金色殿は三代将軍の徳川家光公が日光東照宮に準じた形で1651年に造営したもの。文化財保護で通常非公開の金色殿へ通されると、谷尻さんは、

「美しい彫刻や金箔を施した外観も豪華ですが、社殿内もこれほど煌びやかだったなんて……。荘厳な空間にパワーが充ちています」

金色殿(社殿):国指定重要文化財の金色殿。内部は通常非公開。手前から拝殿、弊殿、本殿と連なる権現造で構成されている。本殿には家康公、吉宗公、慶喜公が祀られている。家康公の御神徳により、出世、勝利、健康長寿の御利益があるとされる

金色殿(社殿):国指定重要文化財の金色殿。内部は通常非公開。手前から拝殿、弊殿、本殿と連なる権現造で構成されている。本殿には家康公、吉宗公、慶喜公が祀られている。家康公の御神徳により、出世、勝利、健康長寿の御利益があるとされる

 と、うっとり内部を見渡した。金色殿を囲む透塀や唐門も金箔を施した生彩色で造られ、唐門の柱内外には日光東照宮の眠り猫を手がけた左甚五郎作の昇り龍・降り龍の彫刻もある。

「昇り龍なのに頭が下向きなのは“偉い人ほど頭を垂れる”という家康公の教えと知り、お人柄に感銘を受けました。樹齢600年以上の御神木など江戸時代から変わらない風景に包まれながら、家康公を身近に感じられるスポットです」


資格JR東海 EXサービス会員限定プラン
【特別参拝】家康公を祀る「上野東照宮 金色殿」内部へ!神職の解説付
催行日時:7月23日(日)・8月20日(日)・9月24日(日)
(1)10~11時(2)13~14時(3)15~16時 計3日程9回開催
内容:神職による境内の案内(30分)+金色殿内部の見学(30分)
募集人数:1回あたり20名(最少催行人員10名)
料金:2200円(大人・子供)
お申込み方法:6月27日(火)14時~、EX旅のコンテンツポータルにて先着
詳細は⇒「どこ行く家康 プラン一覧」で検索

【プロフィール】
谷尻萌(たにじり・もえ)/1999年生まれ、京都府出身。同志社大学卒業。特技はスキー。フジテレビ『めざましどようび』『めざましテレビ』(金曜担当)に。

撮影/小倉雄一郎 取材・文/渡部美也

※週刊ポスト2023年7月14日号

関連記事

トピックス

佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
若隆景
序盤2敗の若隆景「大関獲り」のハードルはどこまで下がる? 協会に影響力残す琴風氏が「私は31勝で上がった」とコメントする理由 ロンドン公演を控え“唯一の希望”に
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン