芸能

《死亡時刻の真実》仲本工事さんを偲ぶパーティで妻・純歌さんが語った「医師に22時22分まで待ってもらった」「仲本さんが残してくれた動画」

仲本工事(時事通信フォト)

昨年10月19日に交通事故で亡くなった仲本工事さん(時事通信フォト)

 昨年10月19日に交通事故で亡くなった仲本工事さん(享年81)。生前、7月5日の誕生日には妻で歌手の純歌さん(55)が中心となり、親しい友人を呼んでパーティを開いていた。そして今年も迎えた仲本さんの誕生日。生きていれば82歳を迎えていた仲本さんを偲び、横浜市内の飲食店を貸し切ってパーティが開かれた。主催した純歌さんはここで、病室での最期の様子を初めて明かしたのだった。その肉声を複数の参加者の証言を元にお届けする──。

 会場となった飲食店は仲本さんが交通事故にあった現場からすぐ近く。開演は19時で、純歌さんの挨拶から始まり歓談タイムへ。店内は40人ほどの参加者で満席だった。

「カウンターには純歌さんが丸々1匹捌いたというマグロのお刺身、イワシの煮付け、牛すじの煮物、インゲンの煮物、海老の塩焼き、貝の煮付けなど純歌さん手作りのおつまみが並んでいた」(参加者の一人)

 20時から生前の仲本さんの映像が流れた後、純歌さんのトークとライブがスタート。赤とピンクのグラデーションのロングドレスで登場した純歌さんは、仲本さんの生前の映像を見ながら、涙を堪えてこう語ったという。

「あの日は朝9時に私の家に行くって話になっていて。気をつけて来てよって言ったんです。でも9時になっても来ない。これは……とピンときて警察に電話したんです。まさか死ぬような大事故だとは思わなかった。警官が迎えに来て、すぐに病院に行きましょうって。ICUに入ってるって聞いて、そんなに悪いのかと驚きました。病院に着いても本人に会わせてくれなかった。先生の説明は聞きたくない、本人に会いたいって無理を言って。それで会わせてくれたけど顔が腫れて別人のようで……。

 彼が亡くなってから、自分もいつ死のうかとそればかり考えていたんです。まわりの人が泊まり込んで1人にしないように支えてくれました。彼らがいたから今日があるんです。それがなければ私は今ここにいません。皆さんに感謝しています」

 この後、純歌さんが持ち歌を5曲ほど披露して、再びトークタイムへ。ここでも仲本さんの秘話が続いた。

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン