国内

「週刊ポスト」本日発売! ビッグモーター「オーナー父子の正体」ほか

 7月31日発売の「週刊ポスト」は、日本中のドライバーと保険契約者を震撼させ激怒させているビッグモーター事件の真相と余波を徹底取材。さらにススキノ頭部切断事件の容疑者一家を凶行に走らせた“いびつな絆”も明らかにする。ほかに岸田官邸に入り込んだ増税マフィアの暗躍、新大関・豊昇龍に囁かれる不安などスクープ情報満載です。人気の健康特集では「猛暑と高血圧」「猛暑と快眠」の知られざる関係を解き明かします。

今週の見どころ読みどころ

◆ビッグモーター「2代目パワハラ副社長はコミュニケーション不安のLINE頼み」
創業者である社長と息子の副社長が揃って辞任したが、ビッグモーターの株式は創業家が握り続けるため「院政」とも指摘される。ジャーナリスト・加藤久美子氏によれば、6年ほど前から経営の実権は息子が握っていたといい、乱発された降格人事やパワハラは彼が主導したと見られている。その前副社長は早稲田大学卒で海外でMBAを取得したエリートだが、社内ではコミュニケーション能力が不安視されており、簡単に済む用事でもLINEでやり取りする変わり者だったという。歪んだゴルフ愛や「要塞」と呼ばれた20億円豪邸など、創業父子の正体を明らかにする。

◆他人事ではない!「車検」で客をカモにする悪徳クルマ業者の手口
ビッグモーターのような犯罪的手法ではないにせよ、素人がプロにクルマを預ける「車検」では、言われるままに修理や部品交換をしてしまい、思った以上に高額になることはよくある。どんな口上が常套手段なのか、プロたちへの取材で明らかにする。タイヤやワイパーブレードの交換を提案されたら要注意! 逆にブレーキフルードは必ず交換すべきだという。

◆ススキノ頭部切断事件「精神科医の父が娘を実行犯にした狡猾な計画」
一家3人が逮捕された事件だが、捜査関係者は「計画を立てたのは精神科医の父親ではないか」と見立てている。実行犯と見られる娘は中学時代から引きこもりで「自身の性について悩んでいた」という。自宅は今年に入ってからゴミ屋敷になっていたといい、家族の生活や心理状態の変化が事件解明のカギを握りそうだ。捜査関係者は父親が計画者と見立てる理由について、「娘の判断能力や責任能力を問うことが難しい可能性がある。父親は自分が実行犯になるよりは、と考えたのではないか」と語った。

◆岸田首相が頼る「開成→東大→財務省」タッグは名うての増税請負人だった
名門・開成高校出身の岸田氏は東大受験に3回失敗した。そのコンプレックスなのか、政治家になってからも開成出身者を集めて側近にすることを好み、殊に開成→東大→財務省という(彼が理想とした?)エリートコースの人材を重用する。7月4日に首相秘書官に抜擢した一松旬氏もその一人であり、入れ替わりで官房長として財務省に戻った宇波弘貴・前秘書官もそうだ。取材を進めると、どうやらこの二人が「岸田増税」の双発エンジンであることが見えてきた。

◆新大関・豊昇龍の「第二の朝青龍」不安を立浪親方に直撃!
7月場所で初優勝し、大関に昇進した豊昇龍は高校時代から注目された逸材であり、あの朝青龍の甥でもある。今も叔父とは深い関係にあり、飲酒のうえで暴力沙汰を起こして引退した問題児の二の舞を心配する声が少なくない。立浪親方に直撃すると、もちろんそんな不安を言下に否定し、「付け人への対応には気を付けるように言ってある」と明かした。

◆なぜか突然出た「岡田監督続投」報道はタイガース内のクーデター潰しか
就任1年目でチームを劇的に変えた岡田監督について、2年契約であるにもかかわらず、7月18日付けのサンスポが「岡田続投」という謎の記事を掲載した。元球団社長の野崎勝義氏は、「背景に親会社である阪急阪神HDと球団側の意見の違いがある」と推測した。功績、実績は文句ない岡田監督だが、球団内には反対勢力がくすぶり、親会社側がその勢力を牽制するために記事を書かせたというのだが……。

◆一方、低迷するジャイアンツでは「オーナー圧力で坂本、菅野ら中年スター斬り」へ
巨人の山口寿一オーナーは、成長を続ける3年目の秋広優人を高く評価し、同時に「もっと若手が突き抜けるような活躍」をチームに求めた。関係者は、これは高額年俸の中年スター選手たちを斬れという原監督への圧力だと見ている。標的となるのは今季で契約切れとなる坂本、勝てなくなったエース菅野、二軍暮らしが多い丸、小林などだという。

◆広末涼子が「きもちくしてくれた」鳥羽シェフに早くも冷めた!?
「きもちくしてくれてありがとう」と語るほど熱烈なW不倫の末に離婚した広末だが、お相手の鳥羽シェフと手に手を取って新生活へ……となるかは疑問だという。彼女をよく知る芸能関係者は、「彼女が男性と火遊びするのは精神的に不安定な時期。落ち着くと男性依存から抜け出すのがいつものパターン。離婚を経て子供との生活を最優先する考えといい、鳥羽氏への思いは冷めてしまっているのではないか」と推測した。

◆ChatGPTで相続税が安くなるってホント!?
税制、特に相続に関しては制度が複雑なうえにどんどん変わり、しかも多くの人は経験、知識が乏しいだけに人生の難関だ。もちろん専門家に相談するのが一番だが、家族信託サービスを提供する東京の業者が、なんと無料で個別案件に対応するChatGPTサービスを開始した。自分の置かれた状況や困っている点、知りたい知識などを問いかけると具体的かつていねいに回答が得られるという。これが無料なら使わない手はない。

◆<猛暑と健康1>暑い夏は高血圧の大ピンチ 風呂上がりのビールは絶対ダメ!
既往者は知っていることかもしれないが、高血圧は夏には改善する……ように見える。脱水などで自然に血圧が下がる傾向にあるからだが、そこに落とし穴がある。血圧が下がったところに投薬すれば低血圧の恐れがあるし、場合によっては脳梗塞や心筋梗塞さえ引き起こしかねないというのだ。減塩もいつも通りでは危険だし、風呂上がりの冷え冷えのビールは心臓に大きなリスクがあるとか。9ページにわたり夏の高血圧対策を特集する。

◆<猛暑と健康2>熱帯夜の快眠を「タダ」で手に入れるとっておきのメソッド
夏には寝苦しさや寝不足に悩む人が増える。だからテレビ通販や広告でも快眠グッズが百花繚乱だが、評判のアイテムほどお値段もそれなりに。正しい知識さえあれば、身の回りの物と工夫で同じ効果をタダで享受することもできる。ストレッチ、タオル枕、段ボールマット、4・7・8呼吸法など、簡単に試せる方法を集めた。

◆<フルカラー>楽しんで脳を鍛える「お色気だまし絵&トレーニング」
目と手と脳を刺激して鍛えるカラーグラビア特集。二度見必至のだまし絵や間違い探し、点つなぎなど楽しんでトレーニングできる画像を作りました。週刊ポストならではのセクシーなビジュアルにもご注目を。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連キーワード

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン