ミツル氏と被害女性のやりとり

LINEでのミツル氏とA子さんのやりとり。ミツル氏はA子さんの病院代など金銭面でのサポートをしていた

夫婦関係に問題はない

──病院代など金銭面でのサポートをしていたそうですが。

「お金で解決とは考えておらず、できることを一生かけてしていくつもりだと彼女に伝えていましたが、不誠実に感じたんでしょうね。世間には良いことをしているような顔をして、裏で人を傷つけていたことは事実です。その罪は償わないといけません」

──A子さん以外に女性問題はないですか。

「僕、下ネタっぽいメールは送っちゃう。でも既婚者だし、相手が気持ち悪いと感じたならダメなんですけど、そういったやりとりは他にもあります」

──夫婦関係に問題は?

「家庭に問題はありません。僕にはもったいないほどの奥さんと子どもです。このようなことが起きた原因は、ただただ僕の弱さです。いろんな人に頼られたり喜んでもらったりするのはうれしいことですが、良い人だと思われすぎているというか、どこか神様扱いみたいになっているのは正直苦しかった。でも自分が普通の人間だと証明するために、誰かを傷つける必要は全くなくて、単純に甘えていました」

──苦悩がミツルさんを不倫へと向かわせたのか。

「言い訳じみたことは全然ありません。僕は、男の悪い部分が強い人間なんだと思います。いろんな人を助けたいとか良いこと言ってるわりになんなんだよって、自分が情けないです。

 支援活動に関しては、僕じゃない良い人が代わりをしてくれたらうれしいです。僕のせいで活動が滞っては困りますから。僕は慎ましく生きて、もう人を傷つけないように気をつけます。こんな僕が何を言っても世の中には伝わらないと思いますから……」

 約30分間、記者の直撃取材に応じたミツル氏は「お疲れさまでした」と頭を下げて、妻子の待つ自宅へと帰っていった。後日、改めて一連の女性トラブルについて所属事務所のタイタンに問い合わせたところ、「本人から報告があり、事務所も把握しています」との返答だった。

 取材の中で、「人を傷つけた罪は償う」と語っていたミツル氏。これから彼はどんな道を歩むのか。

(了。前編から読む

関連キーワード

関連記事

トピックス

小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
女性アイドルグループ・道玄坂69
女性アイドルグループ「道玄坂69」がメンバーの性被害を告発 “薬物のようなものを使用”加害者とされる有名ナンパ師が反論
NEWSポストセブン
遺体には電気ショックによる骨折、擦り傷などもみられた(Instagramより現在は削除済み)
《ロシア勾留中に死亡》「脳や眼球が摘出されていた」「電気ショックの火傷も…」行方不明のウクライナ女性記者(27)、返還された遺体に“激しい拷問の痕”
NEWSポストセブン
当時のスイカ頭とテンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《“テンテン”のイメージが強すぎて…》キョンシー映画『幽幻道士』で一世風靡した天才子役の苦悩、女優復帰に立ちはだかった“かつての自分”と決別した理由「テンテン改名に未練はありません」
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
1970~1990年代にかけてワイドショーで活躍した東海林さんは、御年90歳
《主人じゃなかったら“リポーターの東海林のり子”はいなかった》7年前に看取った夫「定年後に患ったアルコール依存症の闘病生活」子どものお弁当作りや家事を支えてくれて
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン