ライフ

夏のダメージ肌は“とことん保湿”でリセット 美容のエキスパートが教えるシートマスを効かせるコツ

ダメージ肌はシートマスクで保湿ケアを

ダメージ肌はシートマスクで保湿ケアを

 過酷な暑さと日差しもやわらぎ、ようやく一安心……とはいかないのが肌。夏に受けたダメージは、時間差でこれから表れはじめるのだ。

「疲れに追いつけず働きが鈍くなった肌は、水分を保持しにくくなり、ターンオーバーも乱れがち。結果、肌荒れなどのトラブルを引き起こし、老化を進めてしまうことに」と皮膚科医の宇井千穂さん。いまやるべきケアは、“保湿“だという。

「保湿とは、肌を水分で満たし、それらが蒸発しないようふたをすること。たまに特別なケアを行うのではなく、持続することが大切。その点、手軽で続けやすい蒸しタオルエステやシートマスクは非常に有効です」(宇井さん)

“肌が年齢に逆行している”と話題の女優・MEGUMI(41)も、朝晩のシートマスクで徹底保湿を実践中だと著書で明かしている。これなら誰でもできそう! そこで、美容のエキスパート3人に、おすすめの「シートマスク」を教えてもらいました。

【教えてくれた人】
美容ジャーナリスト・倉田真由美さん/35年以上のキャリアを持つ、美容ジャーナリストの草分け的存在。さまざまな雑誌や新聞、PR誌などで執筆するほか、メディア出演や講演も行う。

倉田真由美さん

倉田真由美さん

美容家・小林ひろ美さん/美・ファイン研究所主宰。日常に取り入れやすく楽しく続けられる美容法を提案し、自ら実証している。新著『美容のこたえ』(雷鳥社)が9月30日に発売予定。

小林ひろ美さん

小林ひろ美さん

美容ジャーナリスト・山崎多賀子さん/長年、女性誌を中心に美容と健康に関わる幅広い分野で取材・執筆を手がける。自身の乳がん経験を生かし、がん患者への美容支援活動も行っている。

山崎多賀子さん

山崎多賀子さん

シートマスクをもっと効かせるコツ

【その1】2〜3種類を使い分けて
「うっかり日焼け用や美白、乾燥、肌荒れなど、季節やその日の肌の調子に合わせて使い分けるのがおすすめ。マスクは即効性が高い分、相性が大切。肌が整う手応えを感じるものを選んで」 (山崎さん)

【その2】入浴中につけて効果アップ!」
「“ながらケア”できるのがシートマスクのいいところ。秋冬シーズンは湯船に浸かりながらするのもいい。また、入浴後、髪を乾かす間に貼れば乾燥防止にもなります」(倉田さん)

【その3】つけたまま寝るのはNG!
「一定時間過ぎるとせっかく肌に浸透した成分が蒸発してしまうので、そのまま寝るのは絶対に避けましょう。カピカピになった状態ではがすと、肌の乾燥が進んでしまいます」(小林さん)

撮影/平林直己、五十嵐美弥

※女性セブン2023年10月5日号

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏に「自民入りもあり得るか」聞いた
【国民民主・公認取り消しの余波】無所属・山尾志桜里氏 自民党の“後追い公認”めぐる記者の直撃に「アプローチはない。応援に来てほしいくらい」
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
遠野なぎこさん(享年45)、3度の離婚を経て苦悩していた“パートナー探し”…それでも出会った「“ママ”でいられる存在」
NEWSポストセブン
レッドカーペットに登壇した大谷夫妻(時事通信フォト)
《産後“ファッション迷子期”を見事クリア》大谷翔平・真美子さん夫妻のレッドカーペットスタイルを専門家激賞「横顔も後ろ姿も流れるように美しいシルエット」【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
「週刊ポスト」本日発売! 石破政権が全国自治体にバラ撒いた2000億円ほか
NEWSポストセブン