芸能

HIRO社長カムバックのLDH、新任「社外取締役」「監査役」もスゴかった

(時事通信フォト)

EXILE HIROが社長復帰(時事通信フォト)

「LDHも今まで以上に世の中に信頼され、貢献できる組織に生まれ変わり、全てのステークホルダーの皆様に喜んでいただけるように、10月から新たな体制で、心機一転、動き出しますので、これからのLDHに期待してください」

 EXILE HIRO(54才)が9月25日、代表取締役会長を務める「LDH JAPAN」の社長に復帰することを発表した。現職の会長と兼務することが、10月1日の臨時株主総会、取締役会で正式決定した。

 2017年には社長を退任して最前線から退く形を取っていたが、約6年ぶりのカムバック。契機になったのは、コロナ禍のライブ中止などで同社も未曽有の危機に陥ったことだという。そして、「たくさんの悔しい思いをしましたが、同時に自分自身のあり方、LDHのあり方をもう一度考える大きなキッカケにもなり、エンタテインメントが社会にとってかけがえのない存在であることも強く実感しました。そして原点に立ち返り、LDHの未来について改めて考えました」とコメントを発表し、社長復帰の理由を語った。

 コロナ禍中から検討されていたこととはいえ、「このタイミング」だったことで、芸能界やメディアの間にも波紋が広がっている。

「数多くの人気男性アイドルを抱え、日本のメディアに影響力を持っていたジャニーズ事務所が性加害問題で揺れているタイミングだったからです。奇しくも、LDHも多数のボーイズグループを抱え、唯一と言っていいほど、ジャニーズ事務所に対抗できてきた事務所でした。この“ボーイズグループ戦国時代”が幕を開けるタイミングで、LDHがHIRO社長を復帰させた。偶然にタイミングが重なったわけですが、LDHにとってここが勝負どころであることには変わりはありませんし、絶妙な一手だったと言っていい」(芸能関係者)

 HIROのコメントした通り、LDHは、コロナ禍中に深刻な経営危機を迎えていたと、業界内で噂された時期もあった。しかし、日常生活が戻るとともに息を吹き返している。8月23日には、新グループ「KID PHENOMENON(キッド・フェノメノン)」、「THE JET BOY BANGERZ(ザ・ジェット・ボーイ・バンガーズ)」、「WOLF HOWL HARMONY(ウルフ・ハウル・ハーモニー)」の3組を同時にデビューさせて、それぞれがデビュー曲で音楽チャートにランクイン。コロナ禍直前の2018年にメジャーデビューした「FANTASTICS(ファンタスティクス)」のボーカル・八木勇征(26才)は、今年出版した写真集が10万部を超えるヒットを記録している。その他、EXILEを中心としたEXILE TRIBEの各グループが国内のみならず海外でもライブを積極的に行い、ファンを喜ばせている。

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト