飛んで埼玉で活躍中のGACKT
「写真を撮るときはいつも彼は斜め45度だった」（高校の同級生）──映画『翔んで埼玉 ～琵琶湖より愛をこめて～』が11月23日の公開初日から4日間で動員数44万4000人、興行収入6億2900万円の大ヒットを飛ばしている。同作は2019年に興行収入36.7億円を記録した前作の続編で、『埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ！』などのセリフが話題となった。
二階堂ふみ（29）とダブル主演を務めるGACKT（50）は劇中で、帰国子女で隠れ埼玉県人の高校生“麻実麗（あさみ・れい）”役を熱演。今作では埼玉県人の心を1つにするため、埼玉県内に海を作る野望を掲げ、関西を舞台に東西ディスり対決を繰り広げている。
「基本的にはボーイズラブの設定で、二階堂さんはGACKTさんに惚れる男性役です。そんなGACKTさんは特に映画に力を入れています。前作では『僕が敵対する役の男性を好きになったらおもしろい』と、自ら監督に提案するなど、台本になかった伊勢谷友介さんとの濃密キスシーンを実現させました。もちろん、今作でも積極的に意見を言ってきたそうですこの興行成績が続けば、さらなる続編製作の可能性もあるかもしれません」（映画関係者）
1995年からヴィジュアル系ロックバンド『MALICE MIZER』のヴォーカルとして活動したGACKT。1999年に脱退後は、ソロアーティストや俳優、声優として活躍している。公式プロフィールでは沖縄出身となっているGACKTだが、今作のサブタイトルにもなっている琵琶湖のある滋賀県の住人の一人はこう語る。
