寒中水泳も30年以上続けているという(写真/丸山弁護士提供)

寒中水泳も30年以上続けているという(写真/丸山弁護士提供)

 でも、面白い人生だなと思っています。利口な人生よりバカな挑戦をしたときの方が、損得は別にして、味わいは深いと思うから。ちなみに2期12年間、一度も金集め(パーティー)はしなかったし、派閥に入って群れることもしなかった。この点、稀有な議員として、世間はもっとホメてくれても良いのだがな(笑)。

『24時間テレビ』100キロマラソンの秘話

 テレビの仕事で、『行列のできる法律相談所』の他に一番みなさんに印象深かったのは、2005年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)じゃないですかね。あれも大きな挑戦でした。オファーがきたのは、本番の3カ月前。当時59歳で、歴代の24時間マラソンの中では最高齢ランナーでしたから、「やっぱり無理ですよね……」「丸山先生は年だし……」などと言われ、つい反発心で「やってみなきゃ、わからんだろう」と言ってしまったんです。私の反骨的性格をよく知るスタッフの反発誘導作戦に、うまく乗せられましたよ(笑)。

 もともと走るのは好きだったんです。高校生時代は柔道をやっていましたが、司法試験に合格し司法修習生になった頃から、生活習慣として2日に1回ぐらい早朝2~3キロをジョギングしていました。

 でも、本格的に走ったことはなかったので、『24時間テレビ』の100キロを走りきる自信はありませんでした。一か八かでしたよ。話がきてから練習を重ねましたが、本番で100キロも走ったら、さすがに身体がボロボロに。両足の膝から下が象の足みたいにパンパンに腫れて痛くなりました。「元へ戻るのか!?」とギョッとしましたね。

 結局、元へ戻るのに半年かかりました。島田紳助さんからは「先生、こんな無茶な計画は1億円くらいもらわんと割に合いまへんで」と言われましたよ。日本テレビからは「チャリティーマラソンだから」と最初は「ゼロ」と言われ、「これだけ一生懸命がんばったんだし、平均視聴率も過去最高となったんだからいくら何でも」と、話したら“雀の涙”ほどはいただきました(笑)。

 本番の最後に娘が併走してくれたり、武道館の壇上で北村晴男先生が肩車してくれたり、事前に聞いていなかった演出もあって、我ながらグッときちゃって……テレビはうまいことしますよね(笑)。

『24時間テレビ』で走ったのがきっかけになって、77歳になった今も走り続けています。走るのって、気持ちいいんですよ。今は1週間に1回ぐらい。仕事が早く終わったときや週末に、江戸川の堤や都内…皇居、赤坂御所、レインボーブリッジなどを走っています。

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