ライフ

平面でも曲面でもOK 金属、ガラス、陶器などに使える「抗菌・抗ウイルスコーティング剤」

抗菌・抗ウイルスコーティング剤「PIKAPRO DX」

抗菌・抗ウイルスコーティング剤「PIKAPRO DX」

 過剰在庫の解決を目指し、必要とする買い手に余剰物を届けるシステムを提供する「マッチングワールド」は、エンタメホビーショップの運営、雑貨の卸売り、抗菌・抗ウイルスコーティング事業なども展開している。今回ご紹介するのは「PIKAPRO DX」というコーティング剤だ。

「金属・ガラス・樹脂・陶器など日常で頻繁に触れる箇所で、液体が染み込まない硬い素材に効果を発揮する抗菌・抗ウイルスコーティング剤です。

 特長の1つはその強度で、本製品を塗布した部分は超薄膜ガラスに覆われ、さまざまな衝撃から保護されます。塗布48時間後の硬度は『9H』(ガラスコーティングの最大値)となります」(経営企画部の江田祐司さん・以下同)

容量/20cc。1プッシュで約10×10㎝を保護し、1本で6.5㎡(約4畳分)をカバー。速乾性汚れ落としクリーナー2枚、マイクロクロス1枚、マイクロファイバータオル1枚が付属

容量/20cc。1プッシュで約10×10㎝を保護し、1本で6.5平米(約4畳分)をカバー。速乾性汚れ落としクリーナー2枚、マイクロクロス1枚、マイクロファイバータオル1枚が付属

 コーティング剤は目に見えない凹凸(へこみや小さな傷)を埋めるため、なめらかな感触になり、光沢も出る。汚れや指紋がつきにくく、付着しても拭き取りやすい。精密機器に使用しても操作性に影響はない。

 また、細菌の増殖を抑制する「抗菌効果」、ウイルスを不活性化し増殖を抑える「抗ウイルス効果」(SIAA[抗菌製品技術協議会]認証)も発揮される。

 いずれも約1年間は有効だ。

「スマホのように年中触れるものなら約1年間、接触が少ない場合は約3年間、効き目が持続します」

 強い効力と持続性がありながら、その成分は人体にやさしい。水と二酸化ケイ素で製造されているため刺激臭はなく、使用時に手袋やゴーグル等は不要。

 アルカリや酸に対して一定の耐性(産業技術総合研究所の調査による)がありながら、多くのコーティング剤で使われている「ジブチルエーテル」といった化学物質は未使用なので、子供が触ったりペットが舐めたとしても安心だ。

 シート上のコーティング剤に比べて、対象箇所が幅広いのもありがたい。

 たとえばスマホ画面に保護フィルムを貼った際、気泡が入ったり角がめくれ上がるなどして、見た目や使い勝手に不満を覚えることもある。が、本製品はそうした心配がない。

「液状なので、平面はもちろん曲面も塗布できます。気泡が入る心配もありません」

 塗布は、縦→横→縦の3度塗りがおすすめ。塗りムラがなく、3層構造になるため強度が増すという。

「シンクや排水口であれば、本製品の塗布後は水の勢いだけで多くの汚れが落ちます。家具などの掃除も拭く回数が減り、格段にラクになります」

 ともすれば、抗菌・抗ウイルスに鈍感になりつつあるいま、日常生活に本製品をぜひ取り入れたい。

溶剤を塗布する際、マイクロクロスを水で湿らせるのがコツ。力を入れすぎず、なでるように行う

溶剤を塗布する際、マイクロクロスを水で湿らせるのがコツ。力を入れすぎず、なでるように行う

【商品DATA】
『PIKAPRO DX』/マッチングワールド/4980円
容量/20cc。
1プッシュで約10×10cmを保護し、1本で6.5平方メートル(約4畳分)をカバー。速乾性汚れ落としクリーナー2枚、マイクロクロス1枚、マイクロファイバータオル1枚が付属。

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年2月22日号

ほかにも、リモコン・インターホン・パソコン・めがね・イヤホン・ゲーム機・蛇口・排水かごなど使用箇所は多岐にわたる

ほかにも、リモコン・インターホン・パソコン・めがね・イヤホン・ゲーム機・蛇口・排水かごなど使用箇所は多岐にわたる

ドアノブ

ドアノブ

手すり

手すり

関連記事

トピックス

雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
国仲涼子が『ちゅらさん』出演当時の思い出を振り返る
国仲涼子が語る“田中好子さんの思い出”と“相撲への愛” 『ちゅらさん』母娘の絆から始まった相撲部屋通い「体があたる時の音がたまらない」
週刊ポスト
「運転免許証偽造」を謳う中国系業者たちの実態とは
《料金は1枚1万円で即発送可能》中国人観光客向け「運転免許証偽造」を謳う中国系業者に接触、本物との違いが判別できない精巧な仕上がり レンタカー業者も「見破るのは困難」
週刊ポスト
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“最もクレイジーな乱倫パーティー”を予告した金髪美女インフルエンサー(26)が「卒業旅行中の18歳以上の青少年」を狙いオーストラリアに再上陸か
NEWSポストセブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン