国際情報

「30日で450万円~1500万円」を謳い女性集め 「海外出稼ぎサイト」に記されていた「女性をその気にさせるQ&A」

容疑者らは3年間にわたり、女性200〜300人を海外に派遣していた

容疑者らは3年間にわたり、女性200〜300人を海外に派遣

 円安を背景に海外で「出稼ぎ」売春を行う日本人女性が急増している。入国審査の厳しい米国当局が日本に売春目的の入国拒否が増えていることを通報したことをきっかけに、日本の警察が本腰を入れて取り締まり始めたという。

 警視庁保安課は4月4日、求人サイト「海外出稼ぎシャルム」を使って米国やカナダ、オーストラリアなど海外への売春をあっせんしたとして、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、東京都品川区東品川のデートクラブ社長、臼井良夫容疑者(53)ら4人を逮捕したと発表した。

「容疑者らは共謀して過去3年間に200~300人の女性を米国などに紹介して2億円近く売り上げていました。『月収500万円以上』などと謳っていましたが、実際にはそこまで稼げていないんじゃないでしょうか。女性の取り分は5割程度で、残りを容疑者や現地の風俗店で分配していたようです」(大手紙社会部記者)

 現在は削除されているシャルムのホームページはAIで生成されたと思われる美形女性の写真とともに、海外で稼ぎのメリットを大々的に宣伝していた。

〈将来は、ニューヨークのマンハッタンのセレブ。アメリカ出稼ぎで知り合った富裕層と結婚され、悠々自適な日々をお過ごしの方は、たくさんいらっしゃいます〉

〈北京のカジノでVIPなお客様とのデート ギャラ15~40万円 30日間で450~1500万円 勤務時間/16~28時・1日1組限定 航空代金支給 宿泊代金支給〉

関連記事

トピックス

自民党の総裁に選出された石破茂氏(写真/時事通信フォト)
石破茂首相誕生で女性天皇に関する議論が急加速か “ストッパー”だった麻生太郎氏は実権のない名誉職となり影響力低下 
女性セブン
カニエ(左)とビアンカ・センソリ(右)(Getty Images)
「ほぼ丸出し」“過激ファッション”物議のビアンカ・センソリが「東京移住計画」ラッパーのカニエ・ウェストと銀座に出没、「街中ではやめてくれ」の指摘も
NEWSポストセブン
井上ひさし作の“ほぼ一人芝居”に挑む内野聖陽
【密着】内野聖陽が挑戦する“ほぼ一人芝居”『芭蕉通夜舟』「難しい役であるうえ、逃げ場がない。緊張感は複数人でする芝居の比じゃないです」
週刊ポスト
東北道・佐野サービスエリアの現在とは
《前代未聞のストライキから5年》激変した東北道・佐野SA「取り壊された店舗」名物「佐野らーめん」の現在、当時の元従業員が明かした39日間の舞台裏
NEWSポストセブン
Snow Manの渡辺翔太と向井康二
《Snow Man渡辺翔太&向井康二》“なべこじコンビ”のサウナ帰り姿をキャッチ 肩を組んだり輪になって話したり“素”の時間を満喫 
女性セブン
田村家のお正月の風景。左・田村正和さん、右・田村亮さん
《『古畑任三郎』では今までにない自分を》俳優・田村正和さんの知られざる晩年「もうやりきった…」77才で他界した2人の兄を語る弟・田村亮
NEWSポストセブン
手越祐也が『イッテQ』復活
「ノーギャラでも出たい!」手越祐也『イッテQ』復活までの暗闘1600日 降板後も共演者たちとの交流は継続、宮川大輔は復帰を番組に掛け合っていたか
女性セブン
高知県をPRする記者発表会に出席していた広末涼子(時事通信フォト、2014年)
《県の娘》広末涼子を地元が熱烈バックアップ 高知新聞は「地元が復帰のきっかけになれば」「東京の方とは違う目線で見ている」
NEWSポストセブン
3月末で解散した尼神インター(時事通信フォト)
《解散して仕事減った》苦境打ち明けた「尼神インター」衝撃解散から半年の現在、美を追求する誠子と改名した渚の“距離感”
NEWSポストセブン
東京駅構内を歩くNumber_iの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太
Number_iの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太を東京駅でキャッチ 仙台公演から帰京、隠しきれぬオーラに黄色い歓声がこだま 
女性セブン
“韓国遠征”を報告する「スタナン一家」(現在削除済み、画像提供:あっちゃん @8nyn10)
《女攻略のために韓国遠征行ってきます》“ナンパ師グループ”の「SNSで性的画像投稿」が国内外で物議 グループは「無期限活動自粛」も、韓国メディアは「取材を進めている」
NEWSポストセブン
女性弁護士のスーサナさん(時事通信フォト)
《左足首を鎖でつながれて》ハマスの人質だった女性弁護士「ベッドに引きずられ…」「彼は下着姿でやってきた」子供部屋で監禁され…性的暴行を告発【音楽フェス襲撃から1年】
NEWSポストセブン