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堂本光一「勘違いしてほしくない」新会社への苦言に、福田淳社長「自由な雰囲気になった証」

堂本光一

堂本光一の苦言の意味や反応とは

 4月10日、旧ジャニーズの新会社STATO ENTERTAINMENTが本格的に始動。この日夜には東京ドームで事務所ライブを開催した。

 それより少し前、注目を集めたのはKinKi Kidsの堂本光一(45才)による、新会社への苦言だった。4月4日に発売された『日経エンタテインメント!』(2024年5月号)のインタビューで、踏み込んだ発言をしたのだ。

「《僕が新会社に対して勘違いしてほしくないなと思っているのは、KinKi Kidsにせよ誰にせよ、各タレントが作り上げた歴史は前の会社で作り上げたものであって、新会社のものでは決してない》とスタートエンタに苦言を呈したのです。福田淳社長に対しては『もっとコンサートや現場を見てほしい』と、愛のある“ダメ出し”までしていました。

 彼としては、新会社に対し“旧ジャニーズ事務所の遺産に頼りすぎず、新しいエンタメをタレントたちと一緒に作ってほしい”という思いがあるのでしょう。あくまで、“タレントのブランドはタレント自身のもの”というのが彼の主張ですから」(芸能リポーター)

 光一は昨年5月に個人事務所を設立し、代表取締役に就任。後輩たちの指針となるべく、早い段階からスタートエンタと条件面などについて話し合ってきた。

「福田社長はソニーグループ出身でコンサルティング会社の経営者。芸能界では大手事務所から独立した女優ののんさん(30才)のエージェントとしても知られ、かねてテレビ局やタレントへの圧力を批判してきました。芸能界の近代化を真剣に考える熱血漢ですが、ジャニーズ出身のタレントたちとは考え方にまだズレがあり、信頼関係を完全に構築するまでにはもう少し時間がかかると見られています」(前出・芸能リポーター)

 旧ジャニーズと無縁だった福田氏の社長就任をパフォーマンスとみる向きもあり、短期間で退任するという見方も根強い。

 スタートエンタに尋ねると、福田氏が回答した。

 光一の苦言については「タレントからこうした意見が出るということは自由な雰囲気になった証」とし、スタートエンタに長くとどまるつもりはないのではという指摘には、「社長業を引き受けたからには、中長期視点に立って経営にあたる」と早期退任説を真っ向から否定した。

「そもそも引き受け手がない中、福田さんは火中の栗を拾ったわけです。早期退任は誰にとってもメリットがない。タレントたちとしっかりと向き合い、スタートエンタの経営をできるだけ長く続けたいと考えているはず」(芸能関係者)

 4月11日発売の『女性セブン』では、Sexy Zone改め「timelesz」メンバー3人によるサウナ“決起集会”の様子、スタートエンタの新拠点として注目される東京・有明の複合施設内の劇場計画などについて詳報している。

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