愛人も犯行に加担

市ノ渡歩美被告(SNSより)

市ノ渡歩美被告(SNSより)

 容疑者4人のなかで異質な存在が、唯一の女性の市ノ渡歩美被告だ。3人の子供の母親で、七戸町の歓楽街にあるスナックで働いていた。前出・地元テレビ局社会部記者によると「歩美被告は宅配業者を装って谷名さんの自宅を訪問し、出てきた谷名さんを拉致した」という役割を担っていた。

「実は十枝内容疑者と、歩美被告、そして歩美被告が働いていたスナックのママは親戚関係だったこともあり、十枝内容疑者はこのスナックの常連だった。ただ、十枝内容疑者と歩美被告は愛人関係でもあって、歩美被告の家に十枝内容疑者が入り浸っているのは有名でした。

 歩美被告の生活の面倒を見ていたので、犯行に誘われても断り切れなかったようだ。3月の逮捕数日前に歩美被告に会った知人によると、元気そうで『今度飲もうね』と明るく声をかけられたようです。とてもあんな事件を起こしたとは思えない様子でした」(歩美被告の知人)

 このスナックは逮捕以降、長い間休業を続けていた。また、十枝内容疑者の自宅は、逮捕前から十枝内容疑者以外の姿を見かけなくなっていたという。「奥さんは十枝内容疑者からアリバイ作りに協力させられて自分も殺されるのではないかと恐ろしくなって関東に逃げた」(前出・近隣住民)との話だ。

 真相究明が待たれる。

 

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