ファミマの靴下を愛用するSixTONES・ジェシー
「あんまり取材に浮かれて答えるなよ」と父に釘を刺した
サッカー以外の思わぬ形で世間からの注目を集めることとなった佐藤だが、メンバーの1人として名を連ねるU-23日本代表は現在、パリで躍動している。
「グループリーグの初戦はパラグアイに5-0で快勝。その後マリ戦、イスラエル戦も勝ちきり、グループ1位で決勝トーナメントへの進出を決めています。
出場国の中で唯一オーバーエイジ枠を使わず、23才以下の若いメンバーだけで挑む日本ですが、ここにきて“優勝候補”と目する見方も出てきています」(サッカー関係者)
佐藤も注目選手の1人だ。グループリーグ3戦目のイスラエル戦で先発出場し、後半アディショナルタイムに決勝ゴールをアシストした。
抜群の身体能力を武器とし、スピードとパワーを最大限に生かした積極的なプレーが特長だ。昨年、明治大学からJリーグを経由しないでドイツ1部リーグの古豪『ヴェルダー・ブレーメン』と契約する異例のステップアップを果たした。
「ドイツ移籍が決まった際、久しぶりに佐藤選手からお父さんに連絡があったそうです。普段は寮生活だったということもあって、あまり連絡はないようで、お父さんも喜んだんですが……」(佐藤選手の知人)
その内容は、ビッグクラブへの移籍報告は二の次だった。
「“(取材とか来ても)あんまり浮かれて答えるなよ”といったものだったようです。“特にテレビは気をつけて。イメージとか大事なんだから”と、釘を刺したそうです。お父さんは陽気で素直な方で、聞かれるとなんでも正直に話してしまうほうなので……(笑い)」(前出・佐藤選手の知人)
当然、その背景には“いとこがジェシー”ということへの配慮もあったのだろう。
佐藤選手の父は息子の応援のために現地パリ入り。中継映像にも映り込んでいた。公私ともに絶好調のジェシーをいとこにもつ佐藤だが、その裏では、トップアイドルを身内にもつ人ならではの“苦労”も抱えているようだ。