※写真はイメージです(写真/AFLO)
投稿者は死因を明かしていないが、SNS上では「水中毒では?」との臆測が広まった。水中毒は、排出しきれない量の水を摂取することで血液中のナトリウム濃度が低くなり、低ナトリウム血症を発症。呼吸困難や昏睡を招き、命を落とす場合もあるとされている。
「ほかには、炎天下で長時間撮影していたのであれば、熱中症による体調の急変も考えられます。また、意思に反して水を飲ませたのであれば、誤嚥により水が肺に入り、溺れたことが死につながった可能性もあるでしょう」(都内の獣医)
投稿後、ネットでは朝の人気番組とかわいらしいペットの急死が関連づけられて拡散され炎上。と同時に、こんな疑問の声も上がった。
「死因に触れられていないので、撮影との因果関係がわからない。でも、『めざましテレビ』が原因だと言わんばかりに情報が流布したことに、違和感を覚える人もいたようです。“本当に撮影のせいで亡くなったのか?”と。さらに“自分から好んで出演したくせに”と、飼い主への誹謗中傷まで飛び交う事態に。その後、飼い主の投稿は削除されましたが、一度炎上した“怪死騒動”は簡単には消火できなかった」(前出・テレビ局関係者)
フジテレビに投稿された内容が事実か、ほたてちゃんが撮影後に亡くなったことを把握しているかを聞くと、こう回答した。
「大元の投稿はすでに削除されていると理解しています。投稿主が削除した投稿について、こちらからコメントすることはありません」(企業広報部)
現状は“愛くるしい犬の怪死騒動”が、謎めいて広まってしまったままだ。
※女性セブン2024年9月26日・10月3日号