背中に個性的なリュックを背負っていた

事件直前の被害者男性。背中に個性的なリュックを背負っていた

「社会見学かと思った」

 瑠奈被告と被害男性が初めて出会った5月28日、帰ってきた瑠奈被告を修被告は車で迎えに行った。戻ってきた瑠奈被告が話していた内容を、修被告は忘れないようにメモしていたという。修被告はその内容について、次の内容を証言した。

「娘は被害男性と会い、カラオケに行くと思ってたら、ホテルに連れて行かれて、俗に言う“お持ち帰り”をされた。ひとつの社会経験かと思って、それはよしとした。その後相手から、性行為の要請があったので、(瑠奈被告から被害男性に)『撮影はいやだ、スマホの電源はオフ、避妊具をつけたらいいよ』、と言ったところ、4〜5回やった。

 最後の行為の時、途中でゴムを外された。(瑠奈被告が被害男性に)『約束破ったでしょ』と言うと最初相手はごまかしてたが、最後、ごめんと言い逃げるように帰って行った」

 修被告はその後、裁判官にメモ内容の説明を求められ、「ベロチュー、ですね」「ホテルに連れて行かれて、社会見学かと思った」などと読み上げている。

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