スタナン一家の料金表

「スタナン一家」が公開する料金表

X上でナンパの成果を誇示

「『スタナン一家』は現代表B氏が30代で地方から上京し、独自でモテるために努力と工夫を重ねて垢抜けた結果、その努力や知識を情報商材化し“モテ男育成コミュニティ”として、2~3年前に立ち上げたものが発端です。基本的には女性経験の浅い、いわゆる“非モテ”の若い男性をターゲットにして、“モテテク”などを布教している」(A氏、以下同)

 団体は、新たに加入するメンバーからの入会金と会費で収益を得ているという。

「入会のプランは4種類あり、それぞれのプランに応じてサポート内容が変わります。一番安価なシンプルコースの入会金が30万円、最上級のプランだと240万円。それでも、モテを夢見て入会する男性は多かった。実態はよくある自己啓発系のセミナーに近いと思います。

 代表のB氏は、ナンパの舞台として『ストリート、ネット、クラブの3つがある』と説いていて、その中でも最も重要なのは自身のSNSアカウントをカッコよく育てることだとしていました。入会プランによって、SNS投稿の内容を団体が代行して作ったり、プロフィール画像の撮影をより多く行なったりする特典があった。

 SNSを育てることでナンパの成功率を上げると説いていましたが、ナンパ成功体験をSNSで共有させることで『スタナン一家』の名を広め、新メンバーを募るという一面もあったと思います」

 今回炎上した韓国での投稿も、こうした活動の延長線上にあったのかもしれない。後編記事では、A氏が語った入会メンバーの詳細や、団体がメンバーに教えている「不同意性交を回避するためのテクニック」などについて詳報する。

後編につづく

関連キーワード

関連記事

トピックス

“令和の小泉劇場”が始まった
小泉進次郎農相、父・純一郎氏の郵政民営化を彷彿とさせる手腕 農水族や農協という抵抗勢力と対立しながら国民にアピール、石破内閣のコメ無策を批判していた野党を蚊帳の外に
週刊ポスト
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬・宮城野親方
【元横綱・白鵬が退職後に目指す世界戦略】「ドラフト会議がない新弟子スカウト」で築いたパイプを活かす構想か 大の里、伯桜鵬、尊富士も出場経験ある「白鵬杯」の行方は
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者が逮捕された
「1時間20万円で女性同士のプレイだったはずが…」釈放された小西木菜容疑者(21)が明かす「レーサム」創業者”薬漬け性パーティー”に参加した理由「多額の奨学金を借り将来の漠然とした不安あった」
NEWSポストセブン
「最後のインタビュー」に応じた西内まりや(時事通信)
【独占インタビュー】西内まりや(31)が語った“電撃引退の理由”と“事務所退所の真相”「この仕事をしてきてよかったと、最後に思えました」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
 6月3日に亡くなった「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
【追悼・長嶋茂雄さん】交際40日で婚約の“超スピード婚”も「ミスターらしい」 多くの国民が支持した「日本人が憧れる家族像」としての長嶋家 
女性セブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン