ライフ

「スマホ首」をケアできる首枕 スキマ時間に首をのせることで首周りの緊張状態を緩和、左右に動けばさまざまな筋肉のストレッチも可能

『MyComfort ネックリラックスピロー 首枕〜ストレッチモデル〜』3980円/EICRIT

『MyComfort ネックリラックスピロー 首枕〜ストレッチモデル〜』3980円/EICRIT

 国内大手ECモールを中心に、自社ブランドの販売を行う「EICRIT」。今回は同社の家庭用品ブランド「MyComfort」が、2020年から販売を開始した首や肩のコリに悩む人向けの首枕の最新版を紹介する。

「スマホを操作すると頭の重心が前に傾き、首の骨に約18kgの負荷がかかるといわれています。現代人の多くはその動作を毎日行っているため、本来、ゆるやかに湾曲を描く頸椎がまっすぐになり、頭が前に突き出した状態になっているのです」(同社代表取締役の冨沢旭飛さん・以下同)

 このようなストレートネックの症状は「スマホ首」とも呼ばれるが、首前側の「胸鎖乳突筋」や「斜角筋」などの負担になり、首や肩のコリ、頭痛を引き起こす。

 そうした症状に有効なのが本製品で、スキマ時間に首をのせるだけで、首まわりの緊張状態の緩和に役立つ。

「人間工学に基づき、最大傾斜角度を70度に設定。頭の重みによって頸椎の自然なカーブを取り戻します。さらに左右にゆっくりと動かせば、『胸鎖乳突筋』や『斜角筋』、首と肩甲骨をつなぐ『肩甲挙筋』にもアプローチ。さまざまな筋肉を心地よくストレッチします」

 同時に、突起(掲載写真の前面参照)が首の後ろを刺激し、ストレッチとマッサージのダブル効果が期待できる。

寝転がるだけで首を気持ち良くケア

寝転がるだけで首を気持ち良くケア

「直径1.5〜2cm、高さ0.5〜2mm程度の6つの突起が、肩こり・目の疲れ・頭痛に効果的な『天柱』や、肩こり・五十肩に効く『肩井』といったツボに働きかけます。指でぐっと押されているような感覚で、心身ともにリラックスできます」

 また、好みに応じて2ウェイでの使用が可能だ。使い始めの頃は突起のある面を使用し、慣れてきたら逆の面を使うとストレッチ強度をより高められる。

 本製品はほかに、最大傾斜角度が約55度の「リラックスモデル」もある。ちなみに、「ストレッチモデル」だけで累計販売数は15万個(2024年8月時点)を超えている。

「コスパのよさも好評です。EMS(筋肉への電気刺激のこと)などの機能がついていない分、本体価格を抑えられ、充電や電池も不要。タイミングを問わず、1回5〜30分間、気が向いたときに横たわるだけで首・肩のケアを叶えます」

 汚れが気になれば乾いたタオルでサッと拭くだけでいいため扱いも楽だ。ちょっとしたスキマ時間を活用して、コリをほぐしたいものだ。

【商品DATA】
『MyComfort ネックリラックスピロー 首枕〜ストレッチモデル〜』3980円/EICRIT
サイズ/約高さ125×幅170×奥行き220mm
重量/約280g
カラー/ブラック、ラベンダー、ローズベージュ、ライトベージュ、アイボリー。

幅約17cm、高さ約12cmとコンパクト。ベッドの上に置きっぱなしにしても邪魔にならない

幅約17cm、高さ約12cmとコンパクト。ベッドの上に置きっぱなしにしても邪魔にならない

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年10月24・31日号

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン