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《消えたロコ・ソラーレ功労者の現在》“切実な事情”でチームを去ったメンバーがカーリング離れて「病院勤務の専属職員」に転身

旧5人のメンバー。左から石崎琴美、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月(時事通信フォト、Loco Solare)

旧5人のメンバー。左から石崎琴美、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、藤沢五月(時事通信フォト)

 2026年に開催される、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪出場に向けて動き出したカーリング女子の「ロコ・ソラーレ」。だが、2022年の北京オリンピックで銀メダル獲得をサポートした精神的な支柱となったメンバーはいない。

 フィフス(リザーブ)メンバーとして、数々の勝利を支えた石崎琴美氏(45)。同大会において葛西紀明(52)の記録を破り、日本における冬季オリンピック最年長メダリストとなった。

「カーリングのチームは5人まで登録が可能ですが、試合に出場するのは4人までです。石崎さんが務めるフィフスというポジションは、メンバーに故障やトラブルなどがない限り、試合には出場しません。

 しかし、会場のストーン(石)や氷のチェックを試合前に行うなど、チームに必要な役割を担っていました」(スポーツ紙記者)

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