愛する家族と一緒の大谷翔平(写真/AFLO)
都内で新たに購入「高級メゾネット」
大谷の新居をめぐっては、5月下旬にも大きな騒動があった。ドジャース移籍と結婚に伴い、大谷はロサンゼルス郊外に約12億円の自宅を購入。地元紙『ロサンゼルス・タイムズ』が第一報を伝えると、日本のメディアが後追いした。
「フジテレビと日本テレビが、現地で積極的に取材をしていました。近隣住民にインタビューするなどし、新居の外観がわかる映像を何度も放送した。これが大谷選手の逆鱗に触れ、ドジャース球団から“取材パスを剥奪された”とも報じられました」(テレビ局関係者)
温和な性格で知られる大谷が激怒したのは、愛する家族が危険にさらされる可能性があるからだ。
「近年、ロサンゼルスでは集団強盗が多発しており、高級住宅地で暮らす富裕層がターゲットになっています。そんななかで、10年総額約1015億円の契約を結んだ大谷選手の住所が特定されれば、強盗などのリスクが高まることは明らかです。
ましてや、大谷選手はシーズンの半分を遠征地で過ごします。試合スケジュールは公開されているので、真美子夫人と愛犬・デコピンしかいないときを狙われる危険もあります。大谷選手が気を揉んだのも、当然と言えるでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
シーズン開幕当初はドジャースタジアムで観戦する真美子夫人の姿が頻繁に目撃されていたが、新居バレ以降はしばらく公の場に姿を現さなくなった。安全面を危惧した真美子夫人が、外出に怯えるようになったとみる関係者もいた。
そもそも今年5月の騒動は、大谷への物件販売を担った不動産会社が、『ロサンゼルス・タイムズ』に情報を漏らしたことが発端とされている。
「そのままあの新居に家族を住まわせるわけにはいかず、売却を検討しているようです。現在はまだ手放していませんが、夫妻は球団が用意したホテルや、古巣・エンゼルス時代に暮らしていた自宅で生活しているとも報じられました。住環境が落ち着かないなかやっとの思いで見つけた次の新居が、今度は家具アーティストによってバラされたとなれば不憫としか言いようがありません。真美子夫人も、“またか”とショックを受けているのではないでしょうか」(前出・在米ジャーナリスト)
今シーズンの中盤から、試合終了後に早々に帰宅することが増えた大谷。家族との時間を優先しているようだが、シーズン中とは違った時間を共有できるのがオフシーズンだ。メジャー移籍後、大谷は例年11月頃に帰国していたが、昨年は移籍交渉や9月に手術した右ひじのリハビリもあり、シーズン終了後もアメリカに留まった。年明けに就労ビザの書き換えのために帰国したものの、滞在は数日だけの弾丸スケジュールだった。
「今年は結婚後初めてのオフということもあり、真美子夫人とデコピンを伴っての帰国となりそうです。慣れない異国での暮らしや“新居騒動”で、真美子夫人には心労も多かった。昨年よりは多少余裕のあるスケジュールで、帰国する予定のようです」(球団関係者)
帰国となれば、夫婦は大谷が都内の湾岸エリアに所有するタワーマンションに滞在するといわれている。
「独身時代に大谷選手が購入したメゾネットタイプの部屋で、室内にはトレーニングマシンがズラリと並んでいます。真美子夫人やデコピンが過ごしやすいように、大谷選手は部屋の模様替えに着手しているそうですよ」(前出・球団関係者)
今オフは同マンションで家族の時間を満喫するであろう大谷だが、今後を見据えて、より暮らしやすい新居を日本で購入したという情報もある。
「都内に建設中の、超高級マンションの一室を購入したといわれています。完成予定はまだ先ですが、将来、家族が増えることも見越して広い部屋を探していたようです。その部屋も、メゾネットタイプなんだとか」(スポーツ紙記者)
球場を一歩出れば、誰よりも家族思いなのだ。
※女性セブン2024年11月7日号