来年の今頃の番付がどうなっているか、見通すのは相当に困難

来年の今頃の番付がどうなっているか、見通すのは相当に困難

カレンダーに登場する頃には大関を陥落していた正代、御嶽海

 そうなると影響を受けそうなのが相撲協会の公式カレンダーだという。例年、九州場所の会場となっている福岡国際センターの売店に翌年のカレンダーが登場する。1月から12月まで、各月に力士の写真が掲載され、番付発表日、場所の開催日程、前売りチケットの発売日などが書き込まれている相撲ファン必携のカレンダーだ。協会関係者が言う。

「前年の9月の秋場所の番付に準じて構成されるが、ここ数年は各力士の番付の上下動がジェットコースター化しているため、年明けにカレンダーを使い始める頃には状況が一変していることも多い。特に横綱、大関をはじめ、三役陣が安定した成績を残せないことの影響が大きく出るわけです」

 2023年の公式カレンダーは2月と9月に当時からひとり横綱の照ノ富士が登場したが、土俵に上がったのは5月(夏場所)と7月(名古屋場所)だけ。大関陣として3月に貴景勝、正代、御嶽海がそろい踏みとなっていたが、正代はカレンダーが発売された2022年の11月(九州場所)で大関陥落となり、翌年3月(春場所)は前頭筆頭。御嶽海も発売された九州場所で関脇に陥落し、翌年3月は前頭3枚目での登場となってしまった。

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