もちろん、横綱としての真価が問われるのはこれからだ。

 九州場所で13勝の準優勝、初場所は12勝で巴戦の末の優勝での昇進。5日目にひとり横綱の照ノ富士が引退したことと無関係ではないだろう。

「横綱昇進のための臨時理事会招集を要請するのは審判部の判断になるが、審判部の現場からは相手を睨みつける土俵態度やムラがある成績を心配する声があがっていた。それでも高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)ら幹部に対応が一任され、八角理事長(元横綱・北勝海)に臨時理事会の開催を要請した。興行の目玉である横綱の空位を避けたい執行部が昇進の意向であることを踏まえた判断とされます」(相撲担当記者)

 横綱として叔父を超える実力と品格を見せられるか、豊昇龍の戦いは次のステージへと移った。

※週刊ポスト2025年2月14・21日号

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