芸能

亀井京子アナが語った「社会福祉業界への新たなチャレンジ」子育てに区切りで気づいた“自分の原点”、過去には「テレ東再就職プラン」も

亀井京子アナが福祉業界にチャレンジ

亀井京子アナが福祉業界にチャレンジ

 テレビ東京を2008年に退社し、現在は吉本興業とマネジメント契約を結んでいる亀井京子アナ(42)。局アナ時代には新人の頃からバラエティ番組やスポーツ番組に多く起用された、人気アナウンサーだ。

 何かと話題になることが多い「元テレ東アナ」だが、亀井アナは当時の同期アナらの助言を受け、全く新しいセカンドキャリアに挑もうとしている——今後の人生の指針と、今も変わらぬ「テレ東愛」について、亀井アナが語った。

福祉に携わる“ルーツ”

 2007年、当時巨人の林昌範投手(41)と結婚し、翌年25歳の若さでテレ東を退社した亀井アナ。2人の子どもを出産し、子育ての経験から2021年には夫とともに、体に優しいアイスクリームを提案する健康志向ジェラートブランド「Karadaneeds」を立ち上げた。

 そんな亀井アナが新たに見据えるのが、障がい福祉業界へのチャレンジだ。今年1月、就労継続支援B型事業所の運営を行なう「WOOOLY株式会社」と、アンバサダー契約を結んだ。きっかけは、“入社同期”の他局アナウンサーだった。

「今でも同期のアナウンサーとはよく会って、たわいもない話をするんです。2005年入社同期の山元香里アナ(元福島テレビ・42)は、小さい子どもを育てながら地元で福祉の仕事に取り組んでいて、いつも尊敬の眼差しで見ていました。そんな時、山元アナが『一緒にやらない?』と声をかけてくれたのが、『WOOOLY』さんとの仕事でした。

『WOOOLY』さんは、社会課題とされている障がい者の就労環境の改善や、待遇面の向上を目指していて、その中で付加価値の高い自社商品の開発を掲げています。

 たとえば、日比谷の飲食店に卸すためのプリンなどを作って、『こんなにいいものが作れた』という喜びや、仕事に対するモチベーションの向上を目指す取り組みをしている。私もアイスクリームブランドでの経験を生かし、そういった商品開発をお手伝いできたらと思っています」

 華々しいテレビの世界から、社会福祉の業界へ——。大きなキャリアチェンジにも思えるが、亀井アナには福祉に携わる“ルーツ”があった。

「私は聖心女子学院というカトリックの学校で、小中高大と学生時代を過ごしていました。この学校は『誰かのために自分の力を使う』という精神を大切にしており、障がい者施設のボランティアや、フィリピンやハイチなど諸外国への支援など、、常に社会貢献への取り組みがありました。

 学生時代の同級生も、今ボランティアをやっている友人が多い。私も子どもが高校生になり、自分の生きがいについて考えたときに、原点に帰ろうと思った。それで、今回のようなご縁をいただきました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
《男性2人に自殺教唆》自称占い師・濱田淑恵容疑者が被害者と結んでいた“8000万円豪邸の死因贈与契約” 被害者が購入した白い豪邸の所有権が、容疑者の親族に移っていた
週刊ポスト
兵庫県議会本会議で、自身の疑惑を調べる調査特別委員会(百条委員会)の報告書が議決された後、取材に応じる斎藤元彦知事。3月5日(時事通信フォト)
《パワハラ認定》斎藤元彦知事の“告発者潰し”を正当化する主張に組長の元姐さんも驚いた「ヤクザの世界では当たり前だけど…」
NEWSポストセブン
自殺教唆の疑いで逮捕された濱田淑恵容疑者(62)
逮捕の“女占い師”に高校生の息子を預けてしまった母親が証言…「共同生活」「仕事内容も不明」 会社を利用し信者集めか 【和歌山・自殺教唆事件】
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告と父・修被告
「頭部の皮膚を剥ぎ取った上でザルにかぶせ…」田村瑠奈被告の遺体損壊を“心理的にほう助”した父親の言動とは【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
旭琉會二代目会長の襲名盃に独占潜入した。参加者はすべて総長クラス以上の幹部たちだ(撮影/鈴木智彦。以下同)
《親子盃を交わして…》沖縄の指定暴力団・旭琉會「襲名式」に潜入 古い慣習を守る儀式の一部始終、警察キャリアも激高した沖縄ヤクザの暴力性とは
NEWSポストセブン
キルト展で三浦百恵さんの作品を見入ったことがある紀子さま(写真左/JMPA)
紀子さま、子育てが落ち着いてご自身の時間の使い方も変化 以前よりも増す“手芸熱”キルト展で三浦百恵さんの作品をじっくりと見入ったことも
女性セブン
ビアンカ・センソリ(カニエのインスタグラムより)
《あられもない姿でローラースケート》カニエ・ウェストの17歳年下妻が公開した新ファッション「アートである可能性も」急浮上
NEWSポストセブン
日本人女性が“路上で寝ている動画”が海外メディアで物議を醸している(YouTubeより、現在チャンネルは停止されています)
《日本人女性の“泥酔路上寝”動画》成人向け課金制サイトにも投稿が…「モデルさんを雇って撮影された“仕込み”なのでは」「非常に巧妙」海外拡散を視野か
NEWSポストセブン
被害者の「最上あい」こと佐藤愛里さん(左)と、高野健一容疑者の中学時代の卒業アルバム写真
〈リアルな“貢ぎ履歴”と“経済的困窮”〉「8万円弱の給与を即日引き落とし。口座残高が442円に」女性ライバー“最上あい”を刺殺した高野健一容疑者(42)の通帳記録…動機と関連か【高田馬場・刺殺】
NEWSポストセブン
外国人が驚くという日本の新幹線のトイレ(写真は東北新幹線)
新幹線トイレの汚物抜き取り現場のリアル 遅延が許されない“緊迫の30分間”を完遂させるスゴワザ一部始終
NEWSポストセブン
《歌舞伎町・大久保公園》ガードレールの一部を撤去も終わらない「立ちんぼ」と警察のいたちごっこ「ほとんどがホストにお金をつぎ込んで困窮した人たち」
《歌舞伎町・大久保公園》ガードレールの一部を撤去も終わらない「立ちんぼ」と警察のいたちごっこ「ほとんどがホストにお金をつぎ込んで困窮した人たち」
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
〈50まんでおけ?〉高野容疑者が女性ライバー“最上あい”さんに「尽くした理由」、最上さんが夜の街で吐露した「シンママの本音」と「複雑な過去」【高田馬場刺殺事件】
NEWSポストセブン