最上さんのアイコン(「ふわっち」より)

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 当時の金銭苦の証拠が、裁判所に提出されていた。高野容疑者は2023年8月、訴訟を起こす上で印紙代などの費用を支払う能力がない場合に利用できる「訴訟救助」の申立をするために、裁判所に銀行の預金通帳を提出して当時の資産状況を開示している。
 
 これによると、2022年4月26日時点での預金残高は「4273103円」だった。しかしその約1年後となる2023年4月14日、残高は「442円」。1年で約427万という大金を使い果たしてしまったのだ。全国紙社会部記者が解説する。
 
「高野容疑者が佐藤さんに『貸した』としているのは約251万円ですが、その他にも高額の『投げ銭』をライブ配信上でしていたとみられています」

給与「77139円」をATMで即日引き落とし

 2023年5月19日、高野容疑者の口座にはある会社から「給与」として「69041円」が振り込まれている。同年6月20日には「77139円」、翌月20日にも「77139円」が同じ会社から振り込まれている。また勤め先以外からも、給与と同等程度の定期的な収入も得ていたが、総収入は月16万円足らず。しかし、これらは振り込まれるたびにすぐにATMから引き出し、借金の返済に充てていたようだ。
 
 そして2023年4月14日、「180552円」となった残高は、即日で180000円がATMから引き出された上、手数料110円が引かれ、ついに「442円」になった。

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